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最終兵器 おおみそか

今年も残りあとわずかですね。
タイトルのおおみそかはマザー3のアイテムの事です。

さっきドラえもんの特番を観ていたんですが、
「ゆうれい城へ引っ越し」に出てくる、
ロッテ・ミュンヒハウゼンがかなりきれいになってました。
瞳の部分とか、かなり現代のアニメ風に修正されています。

ドラえもんといえば、
私が初めて本格的に行った文章による創作活動は、
ドラえもんのパロディ物でした。
ドラえもんのパロディはネット上で山ほど作られていたので、
おそらくそれに影響を受けたのでしょう。
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テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

吾輩はチビヨッシーである。名前はまだない。

昨日『ペーパーマリオRPG』の話題を出したにもかかわらず、
途中からなぜかピーチのイジりに内容がすり替わってしまっていたので、
今日はそのリベンジを兼ねて、再びペパマリの話をしたいと思います。

今回はマリオとともに戦ってくれる仲間たちを紹介します。

・クリスチーヌ
考古学者を目指しているクリボー。
前作『マリオストーリー』のクリオ的ポジションになるキャラです。
特技のものしりで謎解きのヒントや、キャラの情報を探り、解説も入れてくれるのですが、
その内容はかなり彼女の主観的な意見も交じっていて、
読んでいるとなかなか楽しいです。

・ノコタロウ
ハナハナ村在住のノコノコ。
気弱で引っ込み思案な性格ですが、
マリオに同行し父の仇であるゴンババを倒すことをきっかけに彼らのパーティに加わります。
コウラを利用してのスピン攻撃は、
地上にいる敵に対して特に威力を発揮します。

・マダム・クラウダ
ルドウィッグみたいな髪形をした雲の精霊。
彼女はマリストのように既存のキャラを流用したものではなく、
まったくの新規キャラとして作られています。
風の力を操る能力を持ち、敵を吹き飛ばすばかりでなく、
ダンジョンなどの謎解きにも必要となります。

・チビヨッシー
ウーロン街の闘技場で孵化したヨッシーの子ども。というか赤ん坊。
生まれたてのくせに、いきなり言葉を流ちょうにしゃべり、
歩くことはおろか戦闘にも参加することができる驚異の能力者です。
ちなみに、タイトルに書いたように名前がないので、マリオが名付け親となります。
なお、彼はヨッシーにしては珍しくラフな口調です。

・ビビアン
最初はマリオの敵として登場するカゲ三人組の末っ子。
登場してわりとすぐに「実はオトコ」という衝撃の事実が発覚します。
初見では男っぽいそぶりをまるで見せないので、
この設定を見た時にはキャサリンの進化系が登場したと思い、
度肝を抜かれました。
「こんなかわいい子が女の子のはずがない!」ってやつでしょうか。
個人的には『メイドインワリオ』シリーズのアシュリーよりかわいいと思います。

・バレル
ボムへいの船乗り。
航海に出ていたために妻の死に目に立ち会えなかったことを悔み、
それ以来ずっと塞ぎこんでいたのですが、
彼の協力を求めるマリオたちに説得されて仲間に加わります。
その際の死んだ妻の遺した手紙をめぐるエピソードは、
ペパマリ屈指の名シーンであります。
しかも広範囲、高威力の爆発ワザを持っているため、戦闘でも頼りになります。

・チュチュリーナ
バッジ屋とドロボーの二つの顔を持つチューさんのメス。
彼女はストーリーとは直接関係のないイベントを通して仲間になる、
いわゆる隠れキャラです。
フィールドに隠されたアイテムを探る能力をもっているので、
ほしのかけらを集めるのに役に立ちます。

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

神ゲー。いいえ、紙ゲーです。

このブログは主に任天堂系のゲームについて書いていくことにしていますが、
なぜか、『スーパーマリオ』シリーズの話を一度もしないまま、ここまで来てしまいました。
小説のネタには使っていますが。

任天堂作品の愛好家としてこれではよくないですね。
そこで今日は個人的に大好きな作品でもある、
『ペーパーマリオRPG』の話をしたいと思います。

ペーパークラフトのような世界観が特徴の、
ペーパーマリオシリーズの第二作目として登場した今作は、
ストーリー構成、キャラクター、ゲームシステム、グラフィック、
どれを取ってもほとんど非の打ちどころのない超名作です。
冒険の途中でマリオの仲間となるキャラ達も、
「ものしり」で豊富なテキストを披露してくれるクリスチーヌをはじめとして、
個性にあふれています。
それだけでなく、本作はピーチファンにもおすすめできる作品でもあります。
というのも、ペパマリはピーチを執拗なまでにイジり倒しているからなのです。
ピーチ自体は物語の序盤でさらわれてしまうのですが、
前作『マリオストーリー』の流れを汲んでいて、
各章の合間に彼女の様子を観察することができるようになっています。
その際に発生するイベントの数々がまた傑作で、
・コンピュータのAIに対して愛情を説く。
(AIのテックに好意を持たれたため。後に壮絶なラストへ繋がります)
・メガバッテンの軍団員に変装させられる。(どう見ても頭身が合わない)
・薬品を飲んで透明化したあげく、全裸でメガバッテン基地を徘徊する。
・カゲの女王に憑依され、マリオに打ちのめされる。
…などなど、『スーパーマリオブラザーズ』の頃を思えば信じられないような扱いを受けています。
しかし、こういう事態に巻き込まれるというのまた、
ピーチがキャラとしての深みを増してきた証拠でもあると言えそうです。

後半はもはやペパマリではなくピーチの話題にすり替わってますね。
最近はテンションのおかしい変な文章ばかりですみません。

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ジャンル : ゲーム

その出会いはあまりにも突然で、衝撃的だった。

一年前のちょうど今頃、私はあるゲームソフトに首ったけでした。
プレイステーション2のソフトで、タイトルは『ナムコ クロス カプコン』。
その名の通り、
ナムコとカプコンの有名なタイトルのキャラ同士を共演させるというコンセプトの作品です。

ナムカプに登場するキャラの大半はまったく知らないか、
あるいは顔と名前が一致している程度の知識しかもっていませんでしたが、
スマブラXの発売を心待ちにしていた当時の私はそのパッケージを一目見て、
迷わずレジまで持っていきました。
ジャンルがシミュレーションRPG(実際には多少のアクション要素も入っています)だったのも、
購入理由の一つでした。
そして、冬の間にちょこちょこ進め始めたのですが、
そのストーリーを目にした時に、非常に強い感銘を受けたのです。
舞台となる世界も出身地もまるで異なるヒーロー達が、
異世界で未知の敵を相手に戦いを繰り広げる。
どこかカオスじみた、異種格闘技戦のような展開は、
スマブラDXのアドベンチャーモード以来の衝撃でした。
「クロスオーバー作品における、可能性の広さと深さ」を、
本作に感じ取らないわけにはいかなかったのです。

なぜそんなものを感じ取らなければならなかったのかというと、
実は当時、スマストの方向性に悩んでいたからでした。
スマブラを基にしたストーリーを書こうとすれば、
必然的に登場するキャラクターも多くなっていきます。
加えて、スマストでは原作をあまりに超越した、
パラレルワールド的(つまり、学校とか寮生活みたいな全員が一堂に集まれるような)
要素を使わないと勝手に決めていたので、
よけいにストーリー展開の書き方がわからなくて苦戦していました。
そんな時に見たナムカプのシナリオは、まさに自分にとっての天啓。
大勢のキャラを用いてあれほどの風呂敷を広げつつも、
最後にはきちんとした形でまとめてられていたのです。

もちろん、登場作品の扱いには偏りがあり、
未消化のまま終わってしまった伏線もありました。
しかし、それでもやはりナムカプは私にとって、ひとつの指針となっています。
クオリティの点では本作には勝てませんが、
せめてあのカオス感ぐらいは再現したいと考えています。

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ジャンル : ゲーム

『ポケットモンスター オリハルコン・ミスリル』(←次回作のタイトル予想)

昨日はうっかりして記事の更新をさぼってしまいました。
申し訳ありません。
とりあえずスマストのストックを使って埋め合わせておきます。

さて、今回は少し変わった観点からポケモンの話をしてみたいと思います。

評論家の荷宮和子さんの著書に『キャラクターバカ一代』(バジリコ株式会社)があります。
日本のキャラ文化がどのように発展していったのかを解説した、
エッセイ風の評論書なんですが、
キャラ物を語っているだけに、そこには当然ポケモンの話が出てきます。
私もポケモンは好きなので、その部分は時間をかけて読みました。
しかし、読んでいると一ポケモンファンとしては、
首をかしげたくなるような箇所がいくつか見受けられるのです。
例えば、ポリゴンのことを、

「「かわいい」というよりも、「かわいそう……(あの事故が起きたのはあの子のせいじゃないのに、
あの事故のせいでまるでいなかったみたいな扱いをされるなんて……!)」、か。」(99ページ)

なんて書いてあるんですよ。
(ちなみに『あの事故』というのは、ポケモンアニメのポリゴンが登場する回で起こった、
赤や青などの強烈な色のフラッシュを見た人が大勢失神したりしたため、
アニメの放送が急きょ中止になったという事故のことでしょう。)
これを見てまず最初に思ったのは、「まるでいなかったみたいな扱い」って、何だ?
というものです。
アニメではたしかにあんまり見かけませんが、
ポリゴンがポケモン図鑑のナンバーから抹消されたという話は聞きませんし、
『D・P』ではポリゴンZへ進化したりといまだ現役で活躍しているポケモンですよね。
『キャラクターバカ一代』は2006年初版なので、
荷宮さんがポリゴンZを知らなくても不思議ではありませんが、
『金・銀』からポリゴン2が登場しているということは、ちょっと調べればわかるはずです。

このことから、荷宮さんはポケモンをマスコットやグッズ用のキャラとしか見ておらず、
ポケモンたちがゲームソフトのキャラクターである、
という認識が欠けているのではないかと思えてならないのです。
でなければ、ポリゴンを「まるでいなかったみたいな扱い」とはとうてい書けないでしょう。

こんな記述もあります。

「シリーズ化され、新モンスターが増えるにつれ、そのデザインを一目見ただけで、
「これは女の子用、これは男の子用」と、区別することの出来るキャラが増えてしまった。」(99ページ)

『金・銀』での新たに登場したポケモンたちを見て、荷宮さんはそう思ったといいます。
荷宮さんの論理に従えば、ペルシアンやエネコロロは女の子用、
バンギラスやガブリアスは男の子用に分類できそうです。
そういった区別はたしかに可能かもしれませんが、
ポケモントレーナーにとって、それがいったい何の役に立つというのでしょう。
「俺は男だからサーナイトやロズレイドなんて使わない」
などという意見にお目にかかったことは、少なくとも私にはありません。
なぜなら、自分の手持ちには好きなポケモンか、
あるいは種族値の高いポケモンを選ぶのが主流だからです。
そもそも、女の子用、男の子用のキャラを用意したらいけないのでしょうか。
そっちの方がより幅広くポケモンが愛されるのではないかと思うんですが…。

それがどうも駄目なようなのです。
というのも、荷宮さんはキャラクターグッズとは年齢や性別を越えて、
誰もが「かわいい」(←重要)と思えるものでなければならない、
という思想をもっておられるのです。
(実際はこんな決めつけた表現はありませんが、
本書を読んでいるとこう言っているように見えます。)
マスコットやグッズ的な役割を果たすキャラクターに関して言えば、
この考えはまったく正しいと思います。
この手のキャラはたいてい商品の販促のためのものですし、
それなら万人受けする方が客を獲得しやすくなるでしょう。
しかし、その論理をそのままポケモンに応用するのは少々短絡的です。
なぜなら、ポケモンははじめから販促のために作られたのではなく、
ゲームの中の登場キャラとして産み出されたからなのです。
ゲームのキャラは、世間一般のキャラクターとは違い、
ピンポイントでファンを獲得するように作られています。
ですので、ポケモンたちが男の子用・女の子用に区別されているようにみえても、
何ら不思議ではありません。
高い知名度を持ち、老若男女にそのかわいさを訴えるピカチュウのようなキャラこそ、
ポケモンの中ではむしろイレギュラーな存在なのです。

「「ポケモン」人気の重要な要素となったのもまた、「男の子も女の子も好きになれる、ジェンダーフリーなキャラクターが多数登場した点」にあるのである。」(98ページ)

ここでいう「ポケモン」とは主に初代151匹を指しているのですが、
たしかに、誰が見ても好感を持てるファンシーなポケモンたちが、
『ポケモン』シリーズの人気を支える柱の一つであることに否定の余地はありません。
しかし、ゆめゆめ忘れてはならないのが、
ポケモンとはこうした、かわいいだけのペットではないということなのです。
かわいいもの、うつくしいもの、力強いもの、無機質なもの、グロテスクなもの、
そんな様々な要素が混然一体となって一つのカテゴリーを形成しているからこそ、
「ポケモン」はここまでの人気を獲得することができた。
私個人は、そう考えています。

では最後に、一ポケモンファンとしてどうしても主張しておきたいことを一つ。

「ピカチュウはもちろんのこと、ニョロゾやヒトカゲやゼニガメやピッコロや
フシギバナやナゾノクサやメタモンやヤドンやソーナンスやポリゴン……
きりがないのでこれぐらいにしておくが、これらのキャラクター達は、
たいてい、男女に関わりなく「かわいい!」と思えるデザインだった。」(98ページ)

『ピッコロ』……?
『ピッコロ』って誰!?
そんなポケモンはいません!(おそらくピッピかピクシーのことでしょうけど)

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

SMASH BROTHERS STORY 第7話「再会」

 『こんにち我々が「竜」という呼称を与えている生物は、かつてはこの大陸はおろか、世界全体を通して生態系の頂点に君臨していた。
 彼らは想像を絶する巨躯の持ち主であり、大きな翼で宙を舞う事も出来たと考えられ、口からは高温のブレスを吐き、他の生物を圧倒していた事が数多くの神話や伝承に残されている。
 同時に、独自の文明や技術を創り上げるに足る程の優れた頭脳をも備えていた。
とりわけ魔道に関する知識の豊富さでは、現在の我々ヒトですら遠く及ばぬ物である事は誰もが認めざるを得ないであろう。
                               (中略)
 時代が下り、「人竜戦役」においてヒトに敗退した事をきっかけに、竜はこの地上の支配権を失い、歴史の表舞台からは姿を消した。
彼らが果たして何処に行ったのか、我々はいまだに明確な答えを導き出す事が出来ないでいる。
 しかし、世界の様々な場所で竜が力の象徴として崇められ、神話伝説の中に登場するのは、かつての人類が竜の存在をそれ程までに畏怖していた事の証左であると言えるのは確かだ・・・』
(カナス・ニーズヘッグ著:『古代人が見た竜』137~139ページ)

 マリオがかつて読んだ本の中には、とうの昔に滅んだとされる竜の事を、そんな風に書いてあった。
だが彼もまさか、生きている内に竜の実物に出会う機会があろうとは全く予想していなかっただろう。
「畜生…、これじゃ本当に竜が復活したみてぇだな……」
 背中に光り輝く翼を生やし、空中を飛び交いながら火炎のブレスを吐いてくる、スーパードラゴンと化したヨッシー達の攻撃をかいくぐりながら、マリオが呟いた。
 彼に同行している緑ヨッシーも、この事態は流石に予想外であった為か、困り果てたような表情を浮かべている。
「せめて僕らも空を飛べたらいいんですけどねぇ…」
「もっともな意見だが…、それは無理そうだな」
 仮に条件さえ満たしていれば、マリオも彼と同様の結論に達していた筈だ。
しかし、マリオ達が空を飛ぶ為には、マント羽根や青コウラといった特殊なアイテムを使用しなければならず、今は手元にそれらのアイテムは無い。
 マリオとヨッシーが攻めあぐねている一方、スーパードラゴン達は彼らの攻撃の届かない上空から無数の炎のブレスを吐いて攻撃してくる。
「ぬおぉっ!?」
「あわわっ!?」
 着弾と同時に広がる熱気を帯びた衝撃波をもろに浴び、マリオとヨッシーは思わず仰け反った。
「マ、マリオさん、ここは一旦逃げた方がいいですよ。あれは最早我々の手には…」
「いや、それは駄目だ」
 ヨッシーの提案をマリオは頑なに遮った。
 というのも、この場でスーパードラゴン達を仕留めておかなければ、更に被害が拡大する恐れがあるからだ。
「し、しかしですね……」
 ヨッシーが尚もマリオを説得しようと口を開いたその時、彼らの背後から聞き覚えのある呼び声が響き渡った。
 彼らがその方向を振り返ってみると、ルイージがこちらへ駆け込んでくる所であった。
「おーい、兄さーん! ヨッシー!」
「ルイージさん、何故こっちに?」
「まさか、向こうでも何かあったのか!?」
 兄の問いに、ルイージは肩で息をしながら答える。
「いや、城の方はもう大丈夫だよ。ハイラル騎士団の人達が加勢してくれたからね」
「そうか…。なら姫様はご無事でいらっしゃるんだな……」
 この非常事態において、マリオが最も心配していた事は、ピーチがこの騒ぎに巻き込まれて被害に遭う事であった。
だが、ひとまずその危険は回避されたと分かり、彼は安堵の溜息を漏らした。
「うん。それで、ハイラルの人達がこっちにも増援に来てくれる事になったそうだから、その事を兄さん達にも伝えておこうと思って」
 マリオはルイージの話を聞き終わるや否や、やおら立ち上がった。
「いや、そんなもん待ってる場合じゃねぇ! 俺は先に行くから、お前らはハイラルの連中と合流しとけ!」
 突如として闘志を燃やし始めたマリオを見て、ルイージは唖然としながら言った。
「ちょ、ちょっと…、そんなボロボロの状態じゃあいつらには太刀打ち出来ないって……」
 忠告も聞かず城下町の中心部に向かって走り出すマリオを見て、ルイージは溜息を漏らした。

 ポートタウンで起きた乱闘騒ぎから数日経ったその日、サムスはジョディ・サマーからの通信を受けて、ミュートシティの銀河連邦支部を訪れていた。
 銀河系においては屈指の規模を持つ大都市であるミュートシティには、スペースダイナミクス社・G&R社などの名立たる大企業が軒を連ねている他、F-ZERO用のレース場も設置されており、文明的には非常に発達した場所であるといえる。
 しかし、その文化的水準の高度さに比例するかの如く、この街で起こる犯罪も捜査機関の裏を掻くようなハイテクを駆使したものが多い。
 その中には高額の賞金がかけられたお尋ね者もかなりの確率で紛れているので、サムス達バウンティ・ハンターにとっても格好の獲物となる。
そういった賞金首を捕らえた際には、いつもジョディの配属されているこの街の連邦支部に引き渡していたので、サムスにとってそこは馴染みのスポットとなっていた。
 一目見ただけでは、その中身がうら若き女性だとは想像し難い重厚なパワードスーツに身を包んだサムスは、連邦支部の受付にジョディに面会したいという旨を伝えると、彼女は現在会議に出ているというので、会議が終わるまでの間待合室に待機させられる事となった。
 自動開閉式のドアをくぐり室内へ入ると、そこには既に先客がいた。
 そいつはサムスの姿を視界に捉えると、静かに唇の端から笑みをこぼす。
「フン…。やはりお前もジョディに呼び出されたか、サムス・アラン」
 そこにいたのはキャプテン・ファルコンであった。
口振りからすると、彼もどうやらジョディからの連絡を受けてここまで来たらしい。
 サムスとファルコン、この二人のバウンティ・ハンターが同じ場所に揃うという事は、ジョディは数日前にポートタウンの酒場で起こった違法取引に関しての情報を彼女達に与えるつもりなのだと当人達にも予想が出来た。
「何か有力な情報は入ったか?」
 サムスが待合室の中央のソファに腰掛けると、ファルコンが挨拶代わりにそう尋ねてきた。
「いいえ、今の所は何も」
「そうか…。俺の方でも独自に調査していたんだがな、一つだけ分かった事がある。お前にも一応教えておいてやろうと思ってな」
 ファルコンの話を黙って聞いていたサムスは、その時パワードスーツのヘルメットの下で怪訝そうな表情を浮かべた。
「…どういう風の吹き回し?」
「まぁ聞け。お前にとって無関係だとは言えん話だからな」
 そう言って、ファルコンは間に一呼吸を挟んだ後、再び口を開き始める。
「…件の酒場でやり合った兵隊達の事を覚えているだろう。奴等はな……」

「ぬぉりゃあっ!」
 持ち前の高いジャンプ力を活用して屋根から屋根へ飛び移り、空中へ跳び上がったマリオは、スーパードラゴンの内の一体にメテオナックルを浴びせる。
 下ベクトルに強く作用するその一撃を受けたスーパードラゴンは、地面へと真っ逆さまに落下していった。
「…グ…、ガガ……」
 スーパードラゴンは尚も立ち上がろうとするが、流石にダメージが大きかったらしく、すぐにその場に崩れ落ちて、再び起き上がる事は無かった。
 生きているのか死んでいるのか、今の状況下のマリオには確かめる余裕はない。
「…少しやり過ぎたか…」
 着地し、体勢を立て直しながらも彼は不安に駆られる。
 その瞬間に生じたわずかな隙を狙い、残りのスーパードラゴン達がマリオ目掛けて一斉に火炎弾を放った。
仲間を攻撃された怒りからか、ブレスの勢いは以前よりも増していた。
「くそっ!」
 ファイアボールで炎を相殺しつつ反撃の隙を窺うマリオであったが、スーパードラゴン達はマリオを完全に敵として認識しているらしく、徐々に彼の下に集合し始めていた。
 マリオを見据えるその眼は、明らかな敵意に満ち溢れている。
 だが、その強烈なまでの殺気は、キノコ王国の英雄と呼ばれるこの男の闘争心にも火を点ける。
「へっ…。来るなら来やがれ…」
 マリオがファイティングポーズをとった次の瞬間、彼の背後から多数の声と足音が聞こえてきた。
何事かと思い後ろを振り向くと、鎧兜に槍を装備した武装集団がこちらに向かっている最中であった。
 彼らの掲げている隊旗には、ハイラル王国の象徴たる聖三角が見える。
「!? …ありゃぁ、ハイラルの近衛騎士団か?」
「おい! いたぞ、あそこだ!」
 ハイラルの騎士達はマリオとスーパードラゴンの姿を捉えると、即座に陣形を変更し、彼らの間を分かつようにマリオの前に壁を造り上げた。
「…貴方がマリオさんですね。この恐竜達は我々ハイラル王宮近衛騎士団で対処しておきますので、どうかお下がり下さい」
 騎士の一人がそう言うと、残りの兵士が槍を構えて一斉にスーパードラゴンを取り押さえ始めた。
 流石に王宮騎士の称号を持つだけあって、彼らの行動は見事なまでに統率されており、無駄が無い。
闘争本能に従うだけのスーパードラゴンが、そんな集団と戦った所で勝ち目がない事は明白だ。
 ハイラルの騎士達は確実にスーパードラゴンを追い詰めていくが、生き残りの内の一匹が未だ抗い続けており、追撃を逃れて空中へと浮上していく。
それを見た兵士の一部が手槍を投げつけて攻撃に打って出るが、最後のスーパードラゴンはそれらをいとも簡単に回避し、お返しとばかりに火炎弾を地上目掛けて乱射する。
「ちっ、しぶといな…」
 マリオは再びファイアボールを発射しようとするが、後方より聞こえてくる若い男の呼びかけによって、その力が行使される事は無くなった。
「伏せろ、マリオ!」
「?」
 初めて聞くにしては、何処か懐かしさを感じさせるその声に、マリオは咄嗟に反応して身を屈める。
 すると、彼の頭上をかすめるようにして一本の矢が飛んで行き、スーパードラゴンの翼を射抜いた。
 翼ある生物に対して特に効果のある弓矢による攻撃を受けて、スーパードラゴンはとうとう力尽き、地面に墜落していった。
 その光景を目の当たりにした者は、誰もが太陽に近付き過ぎた為に翼を失い、地に落下したイカロスのエピソードを思い浮かべるであろう。
 そう考えると、このスーパードラゴンと化したヨッシー達も、本来なら持つべきでない力を手にしてしまったせいで身の破滅を招いた、哀れなイカロスであったのかも知れない。
「…どうやら、今ので最後だったようだな」
 そう言ってマリオの前に現れたのは、他の兵士達とは異なり鎧をまとっていない緑衣の青年だった。
彼の姿を一目見て、マリオは即座に七年前に知り合った、緑の服を着た小さな剣士の面影を投影する。
「お前…。まさか、コキリの森のリンクか!?」
「ああ。しばらく振りだな、マリオ」
 七年前に出会った頃、マリオはキノコ王国のしがない平民であり、リンクもまた剣士としては駆け出しの身だった。
 しかし、時を経て再会を果たした時、配管工は国の英雄と称され、コキリの森の少年はハイラルの王宮騎士となっていたのである。

 ハイラル騎士団の協力を得て暴走したヨッシー達の鎮静化に成功したマリオ達は、気絶させた彼らをピーチ城前の庭園に運んで行き、そこで応急処置を施す事となった。
と言っても、マリオは回復魔法が使える訳ではないので、実際の作業は城の医者に任せ、再会したリンクとの雑談に興じているのだったが。
「いやぁ、しかしお前がハイラル王宮の近衛騎士になってたとは驚きだぜ。
しばらく見ねぇ内にすっかり立派になっちゃって、なぁ……」
 マリオが初めてリンクに会った時、彼の身長はマリオよりも低かった。
それが今や、リンクの方がマリオより頭一つ分勝るまでに成長しているのである。
 彼がその事をリンクに指摘してみると、リンクからはこんな反応が返ってきた。
「へぇ、俺の身長はそんなに伸びてたのか。自分じゃあまり実感が湧かないんだがな」
「何言ってやがる。よく思い出してみろ、昔はお前、見上げねぇと俺の顔が見えなかったじゃねぇか」
「そうか、そう言われれば確かに…。俺はてっきり、あんたの背の方が縮んだのかと……」
「んな訳ねぇだろ、おい!」
 冗談とも本気ともつかないリンクの発言に、素で怒りを露わにするマリオ。
 だが、そのような反応は彼自身が背の低い事を気にしていると自白するようなものであり、傍から様子を見ているリンクは、マリオのそんな姿を見て微苦笑を誘われた。
「はは、悪い悪い…。あんたも気にしてたんだな、身長の事は」
「るせぇ! 俺にとっちゃ切実な問題なんだよ!」

 …などとふざけ合っているマリオとリンクから、少し離れた木陰に一人腰掛けているゼルダの姿があった。
 高度な魔法のスキルを持つ彼女は、戦闘後にここへ連れて来られたヨッシー達の治療を自ら買って出たのだが、予想以上に魔力を消費してしまい、回復の為に休養を取っている最中だった。
「どう、少しは落ち着いた?」
 木の根元に腰掛けているゼルダの元へ、ピーチが歩み寄る。
 ゼルダが回復魔法を多用し過ぎて体力を消耗していた事にいち早く気付き、しばらく休憩するよう進言したのは彼女であった。
「はい…。お陰様で、大分魔力も回復出来ました」
 すっと立ち上がりながら、ゼルダが言った。再びヨッシー達の治療に戻るつもりらしい。
「あら、もう休まなくてもいいの?」
「ええ」
「今は緊急事態だし、自分も何か力になりたいって気持ちは解かるけど、あんまり無理しないでよ」
「すみません、ご心配をおかけして……」
 申し訳無さそうにうつむくゼルダに、ピーチが慌てて言葉を繋いでいく。
「あっ、ううん、気にしないで。こっちこそ、折角来てくれたのにこんな事に巻き込んじゃって…」
 そこまで言った時点で、ピーチは近くで話をしているマリオとリンクの姿を発見した。
 彼ら二人が知り合いであった事を今日初めて知った彼女は、詳しい話を聞く為に声をかけようとするが、ゼルダによってそれは遮られた。
「今はそっとしておいて差し上げましょう。積もる話もおありでしょうし…」
 ゼルダの説得に、ピーチも納得したように頷いてみせる。
「まぁ、それも一理あるか…。でもあの二人、何時の間に知り合いになったのかしら?」
 小首を傾げるピーチであったが、一方でゼルダは彼らの様子を見て、穏やかな笑みを浮かべていた。
「……少し、安心しました」
「何で?」
 ピーチの問いに、ハイラルの聖女はリンクが王宮騎士として国に仕えている時の事を話し始めた。
 彼女はリンクがまだ城に仕える前から彼を知っていたが、気真面目かつ厳格な性格のその青年は、子どもの頃から自分の感情を表に出す機会が極端に少なく、寝食も惜しんで剣の修行を続けるという生活を送り続けている。
 一兵士として考えれば彼の行動は実に模範的なものだが、個人としての観点ではあまりに窮屈なその行為を、ゼルダはずっと気にかけていたのだ。
 だが今、目の前でマリオと話しているリンクは、時折笑みを漏らすなどして、非常に安らいでいるように見える。
 リンクにも、マリオのような気の置けない仲間がいると知った事が、ゼルダの安心した理由である。
「ふ~ん、そっか…。つまりゼルダもリンクにとってもっと身近な人になりたいって思ってる訳ね」
「えっ!?」
 ピーチの言葉に、ゼルダは過剰なまでの反応を返した。
それは、彼女がリンクに対して特別な感情を抱いているのを事実上認めたという事だ。
「わ、わたくしは…、その、彼の事を主として心配しているのであって、そのような個人的な感情は決して……」
 端麗な顔を僅かに赤らめ、うつむき加減で話すゼルダの様子から、まんざらでもないと確信したピーチは更にこう続ける。
「え~っ、ほんとかな~? さっき貴女がリンクと話してるのを見たけど、何だか瞳がキラキラしててすっごく嬉しそうに見えたんだけどなぁ」
「そ、そうでしょうか…?」
「うん、あの時のゼルダ、とっても可愛かったわよ」
 悪戯っぽく笑みを浮かべて、ピーチはゼルダの頬に軽く人差し指で触れた。
「か、可愛いだなんて、そんな……」
 同年代の女性と知り合う機会も無い為、かような言葉をかけられた例しの無いゼルダは、すっかり赤面してしまうのであった。

「あの連中はな…、『ブタマスク』という名前らしい」
 あくまで真剣な面持ちで語るファルコンを前にしても、バイザーの下に隠されたサムスの表情が変化する事は無かった。
 しかし、彼女は明らかに落胆しているような溜め息混じりの声で言った。
「貴方に少しでも期待した私が愚かだったわ」
 それを聞いたファルコンが憤慨する。
「待て! まだ話の途中だ!」
「あら、それは悪かったわね」
 続けてちょうだい、と言って、サムスはファルコンを促した。
「ったく…」
 機嫌を損ねつつもファルコンが口を開こうとした矢先、再び待合室の中に入ってくる者がいた。
 サムスとファルコンをこの場へ呼び出した張本人、ジョディ・サマーである。
「二人共、ごめんなさいね。思ったより会議が長引いちゃって……」
「いや、むしろ丁度いい頃合いだ。二度話す手間が省けたからな」
 役者が揃った所で、ファルコンはサムスとジョディに以前ポートタウンの酒場で交戦した奇妙な兵隊・ブタマスクについての情報を伝え始めた。
連中が裏の社会での活動を始めたのはつい最近で、主な活動内容は違法兵器の取引だと言われている。
 中でも『キマイラ』と総称される生物兵器の扱いには非常に長けており、その技術の高度さはスペースパイレーツにも匹敵する程であろうと噂されているという。
「なるほど…。この間の件で彼らがダークポケモンを入手しようとしたのも、キマイラの製造技術に転用する事が目的ってところかしら…。ダークポケモンも一種のキマイラと言えるものね」
 銀河連邦の公式発表の内容とファルコンのもたらした情報とを照らし合わせて、サムスはそう結論を下した。
 連邦サイドの公式発表では、ポートタウンでの一件で拘束された裏の運び屋達が密輸していたのは、ダークポケモンを収めたモンスターボールであるとされている。
 過度の薬物投与や、思考統制などによるレギュレーション違反の肉体改造を受けた携帯召喚獣達は、『ダークポケモン』と呼び習わされている。
彼らはポケモンが地球外へ持ち込まれ、それらの地でもポケモン同士の模擬戦闘が行われ出した頃から既に存在していた。
 銀河連邦の捜査によって、ダークポケモンを製造する組織の存在が明らかにされ、ただちにその組織には解体させられたものの、そのどさくさに紛れてダークポケモンを産み出すノウハウが他の犯罪組織にも流出してしまった。
そうした結果、現在でもダークポケモンは闇の取引に利用され続けているのである。
「しかし、そんな事を大っぴらにやってりゃスペースパイレーツの奴らが放っておかんだろう。
ブタマスク共の勢力が拡大する前に潰そうとするんじゃねぇのか?」
 ファルコンが唸るように呟くと、次の瞬間、ジョディが焦燥した面持ちで口を挟む。
「ちょ、ちょっと待って」
「ん、どうした?」
「あの兵隊達…、もう既にスペースパイレーツと繋がりがあるのかも知れないわ」
「な、何だと!?」
 ジョディの仮説に、ファルコンはオーバーリアクションで反応したが、一方でサムスは冷静なままであった。
というのも、彼女にはジョディがそのように考える根拠として、思い当たる節があるからだ。
「そうと結論づけるのはまだ早いんじゃないか? 今の所は情報が少な過ぎる」
 疑念を抱くファルコンに対して、サムスがすかさずジョディを援護射撃する。
「ファルコン、先月起きたキマイラ強奪の件…、覚えているわよね?」
 サムスに指摘され、ファルコンも遂に全てを理解した。
「そ、そうか…。あの時キマイラを輸送していた銀河連邦の船を襲撃したのが…、奴らだと言いたいんだな」
 ジョディは、無言で静かに彼の言葉を肯定した。
「フン…。スペースパイレーツとブタの兵隊共、そしてダークポケモンをばらまく連中か……。
ダークミリオンの奴らもまた動き始めたと聞くからな。こいつは随分賑やかになってきたじゃねぇか」
 宇宙の静寂を乱す新たな脅威の出現を予感しつつ、ファルコンはソファの上に深く腰掛けた。
 その様はまるで、これから始まるであろう闇の勢力との抗争を、何処か心待ちにしているようにも見える。
「…とはいえ、ファルコンの言うように現段階では情報が少ない事は確か…。
引き続き、地道に捜査していく必要があるわね」
 サムスの発言が、この日の会合を締め括るものとなり、三人は一旦解散し、再び情報収集に回る事となった。

「二人共、今日はわざわざ付き合ってくれてありがと。
二人も忙しいだろうし、無理な相談だとは思ったんだけど…」
 その日の内にミュートシティを起つというサムスとファルコンを見送りに行く際に、ジョディが言った。
「いや、気にするな。こっちも仕事が一段落して暇だった所だ」
「それよりジョディ、貴女も用心しなさい。スペースパイレーツが武力の増強を図ったとなれば、確実に銀河連邦を潰しにかかるだろうから」
 などといった会話をしつつ、三人が連邦支部のロビーの辺りへ差し掛かると、先頭にいるジョディのもとへ近付いてくる者がいた。
「ジョディ先輩、この間の調査資料なんですけど…」
 彼女に話しかけてきたのは、ファー付きの青い上着を羽織り、銀髪の頭にサングラスを載せた若い女性だった。
 どうやらジョディに任務での報告をしたかったようだが、背後にいるサムスとファルコンの存在に気付くと、話すのを中断する。
「あ、すみません。お客様でしたか」
「いいのよ、リリー。この二人は私の個人的な付き合いだから。貴女にも紹介しておくわ。サムス・アランとキャプテン・ファルコンよ」
 そう言って、ジョディはこの場を去ろうとした女性を引き止め、サムス達の前に連れていった。
「お二人の事は存じ上げています。ジョディ先輩からよくお話を伺いましたから」
 銀髪の女性はそんな反応を返した。
「この子はリリー・フライヤー。今年から私と同じ高機動小隊の配属になったのよ」
 リリーと呼ばれた女性はジョディに紹介されると、「どうも…」と頭を下げた。
「ほぅ、見た所まだ若そうだが、実力は有るらしいな」
 感心したように呟くファルコン。
 だが、それも無理の無い事であった。
 銀河連邦の高機動小隊と言えば、組織内でも精鋭ばかりを集めた部隊として有名なのである。
そして、実際にリリーは訓練生だった頃、戦闘のシミュレーションにおいてトップの成績を叩き出す程の実力者であった。
「ジョディ、私達の事はもういいから貴女も自分の仕事に戻るといいわ」
 サムスはそう言って、ファルコンと共に支部を後にするのであった。

「どうだサムス。久し振りに二人で飯でも食いに行かねぇか?」
 スターシップやファルコン・フライヤーといったマシンを収容したガレージの中で、ファルコンはそんな事を言ってきた。
「遠慮しておくわ。この後も予定が入ってるから」
 ファルコンの誘いをにべもなく断った後、サムスはスターシップに乗ってミュートシティを発ってしまった。
「フン…。まぁ、あれも奴なりの照れ隠しだと思っておいてやるか…」
 サムスに先を越されてしまい、一人ガレージに残されたファルコンは、そう言って苦笑するのであった。

 一方のサムスは、ファルコンと別れた後、とある小さな惑星のゲームセンターを訪れていた。
 施設自体は既に使われなくなっているらしく、暗い店内には様々な機械の破片が散らばる廃墟と化している。
「なるほど…。ここは人目を避ける為にはうってつけの場所だという訳ね」
 匿名のメールによってこのゲームセンターへ来るように言われたサムスは、そんな事を考えながらスキャンバイザーを稼働させつつ、周囲を見渡していた。
 実は、サムスは過去に何度か同じような事態に遭遇した経験があった。
 銀河系屈指の優秀なバウンティ・ハンターと評価されるサムス・アランだが、それだけに同業者からの反感を買う事も多く、彼女を始末してその地位に取って代わろうとする輩は後を絶たない。
 もっともサムスを純粋にライバル視しているキャプテン・ファルコンは例外として、本当に実力のある者ならば、わざわざ彼女に勝負を挑むという事はしないのだが。
彼女がそれらの挑戦者を無視せずに応じている理由は、その者達から情報を手に入れる為なのである。
「……そこにいる事は判っている。姿を見せなさい」
 スキャンバイザーによって生体反応が検知された場所にアームキャノンを向け、相手を挑発するサムス。
 もしこれにかかって攻撃してくるようであれば小物なのだが、今回の相手はサムスの予想の斜め上をゆく行動に打って出る。
あろう事か、そいつは彼女の目の前に堂々と現れたのだ。
「クククク……。相変わらずの臆病ぶりだな、サムス・アラン」
「…っ!  貴方は…、長官…」
 頭のてっぺんから足の先までを黒い装束に身を固めたその男を見て、サムスは驚愕した。
その男はかつてサムスも所属していた世界各地から強者達を集めた組織の創設者で、自らを長官と呼ばしめていた人物だったのだ。
「今更何の用? あの組織は既に解散した筈」
 サムスの言葉に、黒装束の男は俯いて不敵な笑みを浮かべる。
「クククク…。そうだ、最早小生にとって貴様らは利用する価値も無ければその必要も無い。
だが、小生があの組織の中で築き上げたコネクション…、それが役に立つ時が来たのだ」
「コネクション…?」
「貴様は宇宙海賊のことを探っているらしいな。情報が欲しいのなら、クク…、地球のキノコ王国へ行け。
そこで貴様の知っている奴らに会う事が出来れば、事態は大きく変化するだろう」
「一体どういう事?」
 そんな情報を伝えた所で、この男の利益にはならない筈である。
 黒装束を問い質すサムスであったが、彼の口からは納得の行く答えは得られなかった。
「貴様の凡庸な頭脳では小生の考えが理解出来る筈も無かろう。
仮に知りたいと思うならば小生の言葉に従う事だ」
 傲慢な態度で吐き捨てた後、黒装束はその身に纏っていたマントを翻し、掻き消えるようにして姿を消した。
「(キノコ王国…。まさか、彼に逢わせようという気なの…)」
 黒装束が去って、その場に一人残されたサムスはしばらくの間思案に暮れていたが、やがて決断を下す。
「(あの男が何を企んでいるかは解らないけど、今は少しでも多くの情報が必要…)」
 彼女は、地球へと向かう事を決めたのだった。

<第7話 用語集>
・竜(元ネタ:『ファイアーエムブレム』シリーズ)
かつて地球上の生態系に君臨していた巨大な生物。肉体能力もさることながら、非常に高い魔力の持ち主であったとも判明している。『人竜戦役』でヒトに敗れた為に絶滅したと考えられているが、世界各地で生き残りが存在するという伝説が残されている。なお、ヨッシー達スーパードラゴンのように、一部は戦乱を生き延び、独自に環境に適応した竜も実在する。

・カナス・ニーズヘッグ(元ネタ:『ファイアーエムブレム 烈火の剣』)
『古代人が見た竜』の著者。歴史研究家であり、竜の伝説に関する書物を多数残している。(なお、カナスは原作でも元学者という設定であるが、竜の研究をしていたかどうかは定かではない。)

・スーパードラゴン(元ネタ:『大乱闘スマッシュブラザーズX』)
ヨッシー達が竜の血を覚醒させて、先祖返りを起こした状態。背中に鳥型の翼を持ち、炎のブレスで攻撃する。

・マント羽根・青コウラ(元ネタ:『スーパーマリオワールド』)
マント羽根はマリオがマントマリオになるのに、青コウラはヨッシーが飛ぶのにそれぞれ必要なアイテム。

・ミュートシティ(元ネタ:『F-ZERO』シリーズ)
銀河系最大規模の都市。多くの大企業がこの街に進出している。

・スペースダイナミクス社(元ネタ:『スターフォックス』シリーズ)
アーウィンやグレートフォックスを製造した企業。

・G&R社(元ネタ:『罪と罰 地球の継承者』)
主に近代式の兵器を開発・生産している軍産複合体。本社はアメリカにある。

・メテオナックル(元ネタ:『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ)
マリオの空中前攻撃。炎をまとった拳をぶつけ、相手を地上へ叩き落とす。

・ファイアボール(元ネタ:『スーパーマリオ』シリーズ)
マリオが掌から放つ炎の弾丸。本来はファイアマリオにならなければ使えない技であった。

・キマイラ(元ネタ:『MOTHER3』)
分子工学の発達によって産み出された合成生物の総称。生物キマイラやメカキマイラなど、いくつかの亜種が存在する。

・ダークポケモン(元ネタ:『ポケモンコロシアム』)
とある犯罪組織によってココロを閉ざされ、生物兵器と化した携帯召喚獣。製造元であった組織は既に壊滅しているが、その結果製造技術が流出し、現在も取引が行われている。

・ダークミリオン(元ネタ:『F-ZERO ファルコン伝説』)
宇宙で活動する犯罪組織の一つ。ブラック・シャドーを首領とする。

・高機動小隊(元ネタ:『F-ZERO ファルコン伝説』)
より高度化する犯罪に対応すべく結成された銀河連邦の特殊部隊。ジョディやリリーが所属している。

・スターシップ(元ネタ:『メトロイド』シリーズ)
サムス・アランが所有する一人乗りの小型宇宙艇。

・ファルコン・フライヤー(元ネタ:『F-ZERO』シリーズ)
キャプテン・ファルコンの所有する宇宙艇。内部にF-ZEROマシン・ブルーファルコンが収容されている。

ロックマン9 エンディング編

前回の記事にエンディング以降の話がまったくなかったので、
ここに追加しておきます。

9では、ワイリーマシンを破壊したあとに、
恒例のワイリーの土下座シーンが見られるのですが、
それを見た時のロックマンの反応が秀逸。
ラッシュビジョンを使ってワイリーの土下座をダイジェストにして、
次々に表示していくのです。
ロックマンの「このときも!」という台詞とともに、
土下座ワイリーの映像が増えていくのはなかなかに滑稽なものではないでしょうか。
画面に表示されていたのは九分割の映像だったので、
おそらくあれは本家1~8と『ロックマン&フォルテ』を加えたものだと思われます。
『ワールド』シリーズでもしっかり土下座はしていますから(ワールド2除く)、
もう十数回はワイリーは謝罪を続けてきたんですね。
もちろん反省する気はさらさらないんでしょうけど。

最近ではロックマンもいろいろな亜種の作品が増えてきて、
かなりややこしいことになっていますが、
本家のロックマンとワイリーにはこれからも活躍してもらいたいです。

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ワイリー「カプセルになったら本気出す」

最近の記事の手抜きっぷりは目に余るひどさですね。
『ロックマン9』のプレイ記事も今日が最後となるので、
また新しいネタを探していきたいと思います。

8ボスも無事倒せたので、いよいよワイリーステージに挑戦します。
今作のワイリーステージは四面構成。
いつもより少し少なめです。

・ステージ1
特殊武器を使わなければ先へ進めないようになっています。
前半はトルネードブローで足場を上昇させ、
後半はコンクリートショットでマグママンステージに出てきた火柱を固める必要があります。
他にも背景に雷鳴がとどろくといった、凝ったギミックが。
ボスは青鬼と赤鬼をかたどった砲台のような四基のロボットが登場。
部屋の中央に設置された鉄球を押し出してボスに当てて倒すという、
一風変わった戦闘が行われます。

・ステージ2
狭い足場や通路の中を進んで行ったり、
例によって天井や床にトゲが設置されている水の中を進んでいくステージです。
ボスは巨大なサメのようなロボットで、
尾ヒレ、腹部、頭部の三部分を順番に破壊していかなければならないので、
実質三連戦となります。
尾ヒレは三発の誘導ミサイル、腹部からは小型のサメ型ロボット、
頭部は口から四発のビームを放ってきます。
いずれも発射口が弱点となっており、レーザートライデントを使えば戦いやすいと思います。

・ステージ3
ここで登場する、強制的にロックマンが宙に浮き上がってしまうゾーンはかなりの曲者です。
そこでは十字キーによる操作が不可能になり(方向転換はできる)、
バスターを撃ちだして、
その衝撃で左右に移動しなければならないのです。
もちろん途中にはトゲやブンビーキャッチャーなどのトラップも仕掛けられており、
くぐり抜けるには何度もティウンしなければなりませんでした。
ボスは緑とオレンジ色の、イエローデビルを彷彿とさせる浮遊球体です。
行動パターンもほぼイエローデビルと同じといえそうですが、
こちらは弱点となる目玉の部分が露出している時にしか、
ダメージを与えることができません。

・ステージ4
8ボスとの再戦と、ワイリーマシン9号との最終決戦です。
せっかく特殊武器が揃っているので、ボスたちの弱点を調べてみました。
ジュエルマン→ブラックホールボム
マグママン→トルネードブロー
ホーネットマン→マグマバズーカ
スプラッシュウーマン→ホーネットチェイサー
プラグマン→ジュエルサテライト
コンクリートマン→レーザートライデント
ギャラクシーマン→コンクリートショット
トルネードマン→プラグボール
おそらくこれで合ってるとは思うんですが…。
プラグマンはジュエルサテライトを使ってもやはり強敵でした。
ワイリーマシン9号は恐竜みたいなデザインとなっていてワールド2号を思い出させます。
第1形態、第2形態はともかく、ワイリーカプセルはなぜかやたら強い。
E缶を2個も消費してようやく撃破できました。

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ロックマン9 v.s.竜巻男

『ロックマン9』を継続してプレイしています。
今回は最後のボス、トルネードマンステージに挑戦。

ここはシリーズでもおなじみの空中ステージですが、
今回のものはナットのような回転リフトが登場し、
さらには天候が変化したりもするので、
非常にアスレチック性の高いステージになっています。
そのせいか、ボス部屋に到達するのに一番てこずってしまいました。
一方、ボスのトルネードマンはというと、
こちらは強すぎず弱すぎでもない、微妙な手ごたえでした。
特殊武器のトルネードブローを避けられるようになるのに多少時間はかかりましたが。

テーマ : ゲームプレイ日記
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ロックマン9 v.s.銀河男

『ロックマン9』を継続してプレイしています。
今回はギャラクシーマンステージに挑戦。

ワープホールを利用して進んでいくこのステージですが、
道中にはブンビーキャッチャーという、
クレーンゲームのアーム型の敵が出現します。
こいつがまた始末の悪い敵で、
ロックマンをつかんで強制的に画面右へ引っ張っていきます。
その間はほとんど操作が利かないので、
地面に設置されたトゲに当たって自滅させられてしまうのです。
これを防ぐにはブンビーキャッチャーの出現位置を把握しておき、
その地点へ来たらジュエルサテライトを使って防御するのが有効でしょう。
ボスのギャラクシーマンは体当たり攻撃と特殊武器のブラックホールボムを使ってきますが、
逆にいえばそれしか攻撃手段がないといえるので、
実はそんなに強くありません。
初見で、かつ弱点武器を使っていなくても十分に撃破できると思います。

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ロックマン9 v.s.固形物男

『ロックマン9』を継続してプレイしています。
今回はコンクリートマンステージに挑戦。

といっても、ここはステージの構造自体はとてもシンプルなので、
非常にクリアしやすいと思います。
ステージの中盤からバオゾーという大型のザコが三回ほど連続して登場しますが、
これも攻撃パターンが決まっているのでそれほどの障害にはならないでしょう。
しかしその反面、ボスのコンクリートマンはなかなかの強敵です。
ジャンプして振動を起こしたり、
特殊武器のコンクリートショットを使ってこちらの動きを止めてから、
やたら威力の高いタックルを繰り出してきます。
対策としては最初からある程度コンクリートマンに近づいておき、
コンクリートショットを放ってきたらすぐさま距離をとるのが有効だと思われます。

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ロックマン9 v.s.接続部男

『ロックマン9』を継続してプレイしています。
今回はプラグマンステージに挑戦。

このステージではシリーズ恒例の消える足場が出現します。
もちろん、ロックマンが着地した地点の真上に足場が現れるという、
あのトラップめいた仕掛けも健在。
他にもステージ中盤からは照明が落ちたり、ロックマンの偽物が出てきたりと、
ギミック要素の多いステージとなっています。
ボスのプラグマンですが、これが異常なまでに強い。
プラグボールの軌道がかなりいやらしい上に、
もたもたしているとすぐにプラグマンがフィールドの端まで迫ってくるのでどうしようもありません。
プラグマンを相手にする場合は、とにかく壁際に追い詰められないようにする必要があります。
回避に専念しつつ、ロックバスターをちまちまと当て続けてようやく撃破できました。
おそらく9の8ボスの中で最強なのはこのプラグマンです。

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ロックマン9 v.s.飛沫女

『ロックマン9』を継続してプレイしています。
今回はスプラッシュウーマンステージに挑戦。

水中系ステージのお約束といえば、
ジャンプ力が上がる水中の狭い通路に仕掛けられたトゲの即死トラップですが、
ここではさほど見受けられません。
むしろ後半に登場する、バブルマンステージに出てきたような気泡の足場や、
すぐに別のところへ飛び移らないと消失するリフトなどの方がよほど厄介です。
ボスのスプラッシュウーマンですが、はっきりいってしまえば残念ながら強くありません。
その原因は攻撃パターンがあまりにも固定されすぎていて、
しばらく戦っていれば簡単に見切れてしまう点にあると思います。

さて、これで9のナンバーズも、はや半数はリタイアしてしまったわけですが、
ここで気になる情報が入ってきます。
今作のロボットたちはすでに稼働が終了しており、
スクラップに処分されてしまう予定の者たちだったそうです。
これにはちょっと驚き、というかショックを受けました。
『ロックマン』の世界のロボットたちは、ロックマンやロールを見ればわかるように、
人間とほぼ同じような感情を備えていると考えられます。
そんな彼らであっても、役目を終えてしまえば有無を言わさず廃棄処分されてしまう。
私なんぞはこんなことを聞くとつい、「せめて消耗の激しい部品だけを交換するとか、
ボディだけ一新してメモリーは保存しておくとかの措置はとってあげてもいいのでは…」と思ってしまいます。
あるいは、『ロックマン』世界の人間たちはロボットに対してあえて厳密な線引きをすることで、
自分たちと彼らとは違うという意識を明確にさせているのかもしれません。
例えば、ロボットが反乱を起こすのを防止するためとかで。

テーマ : ゲームプレイ日記
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ロックマン9 v.s.雀蜂男

『ロックマン9』を継続してプレイしています。
今回はホーネットマンステージに挑戦。

ここはバスターを撃つと展開する足場に乗ってトゲの上を進んでいくといった、
アスレチック的要素の強いステージですが、
その分敵の攻撃はゆるめに設定されているので思ったより難しくはありませんでした。
それにしてもこのステージをプレイしていると、
なぜか『ワギャンランド』のイメージと重なってしまいます。
緑が多いせいでしょうか。
ボスのホーネットマンはホーミング性が高くて厄介なホーネットチェイサーを放ってきますので、
まずはそれらを破壊するのが最優先。
通常弾を二発当てれば破壊できるし、ジュエルサテライトで身を守るのも手です。
ただし、ホーネットチェイサーに気を取られすぎて、
ホーネットマン自身にぶつかったりしないよう注意する必要もあります。

テーマ : ゲームプレイ日記
ジャンル : ゲーム

ロックマン9 v.s.溶岩男

クラブニンテンドーの会員特典である来年のカレンダーが届きました。
昨年と同様、卓上タイプのようです。
このカレンダーはクラニンに入会した一昨年から毎年いただいていますが、
もったいないので全く使っていません。

『ロックマン9』では、マグママンステージに挑戦。
ここで注意すべき点は、触れると即死の火柱トラップでしょうか。
しかし、一撃死のトラップが仕掛けられているのは炎系ボスのステージにはよくあることです。
見た目がニードルマンを彷彿とさせるボスのマグママンは、
大ジャンプと小ジャンプを繰り返しながら特殊武器のマグマバズーカを発射してきます。
大ジャンプのときはその下をくぐり抜ければ何ら問題なく攻撃できますが、
小ジャンプの場合は後退しないと踏みつぶされてしまうので、
動きをよく見ておくことが一番の対処法でしょう。

テーマ : Wii(ウィー)総合
ジャンル : ゲーム

メイキング・オブ・マリオ

前の記事に書いたキャラの紹介文があまりにも下手だったので、
どうすれば、二次設定の混ざりまくったスマストの登場人物を紹介できるか、
自分なりに考えていました。
そんな時にふと思いついたのが、
そのキャラの設定が出来上がった経緯を書いていくという方法です。
これなら前回より多少はまともな文章になるのではないかと思うので、さっそく試してみます。

・マリオ(元ネタ:『スーパーマリオ』シリーズ)
基本的な設定に関してはもはや説明不要のミスター・ニンテンドーですが、
実は登場作品によって設定はよく変わったりするので、
案外二次的要素が混入しやすいキャラでもあります。
スマストのマリオはかの本山一城先生の影響を多大に受けていると思います。
(一人称が俺、感情に流されやすい性格など)
あと、ピーチやゼルダなど格上の人物に対して敬語を用いるのはFEからきています。
ピーチの事を様付けで呼ぶマリオというのも珍しいですね。
スマストの世界では英雄扱いされていますが、
これは『スーパーマリオRPG』でマリオが結構有名人となっていたので、
その設定を発展させてこうなりました。
衝動的に一般市民に殴りかかるなど、英雄としてはいささか不安な面もありますが。

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

ロックマン9 v.s.宝石男

前々から興味があり、ずっとプレイしたいと思っていた、
『ロックマン9 野望の復活!!』をようやく受信しました。
以前『ロックマン2』をVCでプレイしていると書きましたが、
これは9の予行練習のためだったのです。
ちなみに、今回は事前情報一切なしでクリアするつもりなので、
8ボスの特殊武器も弱点武器もまだ知りません。
クリアできたらまたいろいろ調べてみたいと思います。

最初はジュエルマンステージに挑戦。
ここはステージ・ボスともにさほど難しくなくていい感じでした。
メットールが最初期のデザインとなっていたのはやはりファミコン世代への配慮でしょうか。
ただ、ジュエルサテライトが攻撃を受けると、
ロックマンの方へ飛んできたのには若干驚かされました。

テーマ : Wii(ウィー)総合
ジャンル : ゲーム

崖っぷちの上のポヨ

「真・格闘王への道」の各種コピー能力限定クリアがようやく終わりました。

今回新たに達成したのはホイール・ボム・プラズマ・ニンジャ・ミラー・アイスでしたが、
ホイールとニンジャ縛りに意外と手こずってしまいました。
ホイールは空中の敵に対する攻撃手段が少ないため、
クラッコリベンジやマルクソウルを攻撃しにくくなるためです。
一方のニンジャですが、これはただ私が使い慣れていないせいで、
別にニンジャの能力自体が使えないという訳ではありません。
特にいづな落としはかなり強力です。

テーマ : 星のカービィシリーズ(アニメ込)
ジャンル : ゲーム

カスタムロボV2 さいきょうのふたご

記事タイトルの元ネタが少しわかりにくいかもしれませんが、
これは『スーパードンキーコング3』のロストワールドのコース名から取っています。

「旅立ち編」・初期装備ステラ限定でのクリアに成功しました。
五重の塔は違法パーツがわんさか出てくるので苦戦するかと思っていましたが、
慣れれば意外とあっけなく勝つことができました。
最終戦のナナセも一度負けただけで何とか倒せましたし。
唯一手こずったのはツインズ系違法パーツをフル装備したベイオネットを使用するツルギとヤイバ。
ガンの弾自体はそれほど強くはありませんが、問題はボムとポッドの連続攻撃。
左右から迫りくるツインズボムを避けようとしたら、頭上にはツインズポッドが迫っていたりして、
これを回避できるようになるには相当の時間がかかりました。
結局は敵から距離をとりつつポッドやボムをばらまき、ダウンしたらすかさずガンで追い撃ち、
近づかれたらアタックで対処と、この方法を繰り返してなかば強引に撃破しました。
何のことはない、要するにごく普通の戦法ですね。
しかしこんなところでも基本的な技術が役に立ったりするのです。

バトルについてのまとめはこんな物でしょうか。
それにしても、改めて見るとこの作品の主人公はロクな目に遭ってませんね。
ゴライアス基地内での連戦に次ぐ連戦はある意味拷問といってもいい。
よくぞあれを文句の一つも言わずに勝ち抜いてきたものです。
もっとも本作の主人公に台詞はありませんが。
それだけでなく、自宅を友人知人に占有されるわ、
偽物が出てきて好き勝手されるわ、
ユリエにデートに誘われたり女装させられたりして振り回され、
そのせいで彼女に想いを寄せる連中(とマモル)に目をつけられて…、
いやはや、本当に悲惨な状況にありますね。
しかし、こういったタイプの周囲の濃いキャラたちに振り回される主人公というのは好きです。

テーマ : 懐かしのゲーム
ジャンル : ゲーム

質素二本立て

カスタムロボV2とカービィUSDXの二本を並行してプレイしています。
V2の方は初期装備のみ(ただしロボはステラを使用)での「旅立ち編」攻略、
USDXでは「真・格闘王への道」の各種コピー能力クリアに挑戦中なんですが、
どちらも中途半端にしかできていないため、
今回はこの二作品をまとめて取り上げたいと思います。
大して豪華でもない二本立てということで。


『カスタムロボV2』
マリンパークの大会にも優勝して、ようやくゴライアスの基地に潜入。
ギンガ団を題材にしたSSを書いていることから、
何となく気づいている方もいらっしゃるかもしれませんが、
私はこういう悪の秘密結社がわりあいに好きです。
とくにゴライアスはやみ戦士(下っ端)のコスチュームなど、
秘密組織の元祖ともいうべきショッカーへのオマージュが感じられるハイレベルな組織なので、
個人的にはかなり高得点です。
ただ、ゴライアスって何の活動をしてるんでしょうか。
ストーリー中にはその目的は明確には語られていないんですよね。
バトルに関しては、今のところまだ詰んではいません。
違法パーツを装備した奴らがぞろぞろ出てくる五重の塔からが勝負でしょう。

『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』
ほとんどギリギリの状態になりながらも何とかウィングでのクリアに成功しました。
最後のマルクソウルは攻撃が当てにくいのでたいへん苦労させられます。
その後はジェット・ハンマー・スープレックスでクリア。
スープレックス縛りはやはり投げ技で戦うのが面白いですね。
次はホイールでのクリアに挑戦する予定です。

テーマ : ゲームプレイ日記
ジャンル : ゲーム

真・格闘王 ウィングマスターへの道

「真・格闘王への道」の各種コピー能力クリアに挑戦しています。
現時点でファイア・ソード・ヨーヨー・ビーム・ストーン・
カッター・ファイター・パラソルでのクリアに成功してしますが、
ウィング縛りでの攻略で完全に行き詰ってしまいました。

原因としては、以下のようなことが挙げられます。
・フェザーガンを撃ちたいのにコンドルずつきが暴発する。
・ばくれつずつきをしたいのにコンドルダイブが暴発する。
・コンドルずつき中に効果が切れて自分から敵に突っ込んでダメージを受ける。
・トス→シャトルループのタイミングがずれて自分から敵に突っ込んでダメージを受ける。
などなど、多くの課題が残されています。
これらの課題をすべて乗り越えてスマートな戦いをしたいものですが、
なかなかうまくいきませんね。
そもそも、ウィングでどう戦ったらいいのかわからない…。

テーマ : ニンテンドーDS
ジャンル : ゲーム

カスタムロボV2 魁!! タクマ塾

相変わらずステラだけを使い続けて進行中の「旅立ち編」。

今日はタクマ塾を卒業してVコマンダーの称号を手に入れてまいりました。
この辺りまでくると対戦相手もさすがに手ごわくなってきます。
特に今回は初期装備を一切変更しないので、単なるゴリ押しではとうてい勝てません。
そこで重要となってくるのが、どれだけ基本に忠実な戦い方ができるか。
ここでいう基本とは、ガン、ボム、ポッドをそれぞれ別々に放つのではなく、
これらすべてを組み合わせて戦わなければならないというものです。
具体的にいえば、「ポッドではさんで、ボムでおいこみ、ガンでとどめ」。
このことを常に頭においてバトルに臨めば、
実は初期装備のパーツもけっこう使えることがわかります。

カスタムロボに限らず、基本がしっかり身についているということこそ実は一番の強みなのです。

テーマ : 懐かしのゲーム
ジャンル : ゲーム

カスタムロボV2 ステラの旅立ち

すこし前に立ち寄った古本屋で『カスタムロボV2』の攻略本を二束三文で購入したんですが、
それを読んでいるうちに懐かしくなり、
久しぶりに64をひっぱり出して『カスタムロボV2』をプレイしてみました。
GCのコントローラーの持ち方に慣れ切ってしまったせいか、
64のコントローラーのポジションに違和感を覚えてしまいます。

今回はシナリオモードの「旅立ち編」を、当時の記憶を思い出しつつ進めていきたいと思います。
しかし、普通にプレイするだけでは面白味に欠けるので、
当時(中学生の頃)愛用していた、
エアリアルビューティ型の「ステラ」を最初から最後まで使ってクリアしてきます。
ただし、ロボ以外は初期装備のまま、
つまりベーシックガンやスタンダード系のパーツから一切変更しません。
これで多少は難易度が上がるはずです。

まずは手始めにサンデー・マッチまでクリアしました。
今のところは何とか負けることなく進められています。

テーマ : 懐かしのゲーム
ジャンル : ゲーム

十年目の衝撃

今回はテレビゲームとはまったく関係のない話になってしまいますが、
2009年から放送が開始される、
『仮面ライダーディケイド』がどうしても気になってしまったので雑文の一つとして記事にします。

平成ライダーシリーズ十年目の作品にあたるこの『ディケイド』(decade=10年という意味)、
何と、2000年に始まった『クウガ』から、
現在放映中の『キバ』までの歴代平成ライダーが一堂に会するという超絶設定を設けているようです。
な、なんですかそれは? どこのスマブラ?
そんな疑問が脳内を駆け巡ってしまいます。

歴代のライダーが大勢登場するという展開自体は昭和のライダーたちが散々やってきましたが、
まさかそれがこの平成の世になって復活するとは…。
期待もありますが、比例して不安も大きくなってしまいますね。
とりあえず今は深く考えずに、放映中のキバの展開に注目しておこうと思います。
何だかんだいって結局ディケイドも観るんでしょうけど。

テーマ : 特撮ヒーロー
ジャンル : テレビ・ラジオ

ガチでいこうよ どうぶつの大盛

**ギンガハクタイビル ロッカールーム(団員用)**

その一日の勤務を終えたギンガ団の下っ端が帰宅の準備をしていると、
彼女とは別の部署に配属されている同僚の下っ端が入ってきた。

下っ端A「あ、お疲れさん。あんたも今から帰り?」
下っ端B「まぁね。今日はジュピター様にお供してリッシこまで行ったの。凍え死にそうだったわ」
下っ端A「あら、そいつは災難だったわね。ところで聞いたわよ。
最近引っ越したんだって? どこの街?」
下っ端B「かまゆで村(仮名)」
下っ端A「…へっ? む、村?
あんたって確か前住んでたとこもどっかの辺鄙な村じゃなかった…?」
下っ端B「そうそう。
いやね、前に住んでたくしあげ村(仮名)ってとこも居心地は悪くはなかったんだけど、
やっぱりここから近い方がいいかなって思ってさ」
下っ端A「(どうでもいいけど両方ともネーミングセンスの悪い村だな)」

心密かにそんな事を考えている下っ端Aを他所に、話を続ける下っ端B。

下っ端B「でもやっぱり決め手はハクタイ行きのバスが出てることよねぇ。
しかも一時間ごとにちゃんとバスが来てるのよ! 時間通りに! すごくない!?」
下っ端A「私はそんな環境の中でギンガ団に就職したあんたの方がよっぽどすごいと思う。
他にも仕事はあったでしょうに」
下っ端B「でね、私、そのかまゆで村(仮名)が気に入っちゃったからギンガ団に献上しようと思ってるの」
下っ端A「そんなのあんたの一存じゃ出来っこないじゃない」
下っ端B「心配ないわよ。村の住民に我らが組織の素晴らしさを教えてあげればいいんだから。
実はもう少しずつ活動は始めてるんだ」

嫌な予感しか思い浮かばない下っ端Aであったが、とりあえず下っ端Bに尋ねてみた。

下っ端A「具体的には何をしてるの?」
下っ端B「えーっとね…、まず村の天然資源の強奪ね。
フルーツとか、魚とか化石とか目につくものは何でも回収してるわ!」
下っ端A「それは強奪とは言わない。てか随分地道な活動なのね」
下っ端B「他にも住民にギンガ団の宣伝メールを送ってやったり」
下っ端A「メールというか手紙ね」
下っ端B「仕立て屋さんにウチの制服を展示して皆が着るように仕向けたり」
下っ端A「そりゃただのマイデザインだろ。しかも全員が着る訳でもないでしょ。
…まぁいいか、何だかんだいって本人は十分楽しそうにやってるみたいだし」

と同時に、そんな小さな村一つを征服した所でギンガ団の利益にはならないだろうという事も、
下っ端Aには分かっていたのであった。


あとがき:『街へいこうよ どうぶつの森』を遅ればせながら入手しました。
ただ、『スマブラX』との兼ね合いもあるので、
なかなかプレイ時間をこちらに割けていませんが。
村の名前の後ろに(仮名)とありますが、これは村の名前を考えている時にできたボツネームです。
実際には家族が考えたまったく別の名前になってしまいました。

テーマ : ショートショート
ジャンル : 小説・文学

『スマブラX』で気に食わない現象トップ3

今回も昨日に引き続きなぜか非常にネガティブな文面なので一応伏せておきます。
普段にも増して不快極まりない内容ですので、
できればご覧になるのは控えていただきたいくらいです。

『ピクミン2』をクリアした反動なのか、新しいソフトをプレイしようという気がなかなか起きず、
『スマブラX』は相変わらずシールが集まらず、小説の製作は遅々として進まず、
バイオリズムは絶不調状態。
妄想の世界にばかり浸ってないで現実に目を向けろ、
という神からのありがたい啓示なのかもしれません。

言ってる本人もまったく信じてませんが。

続きを読む

テーマ : スマッシュブラザーズX
ジャンル : ゲーム

もはや駄文以外の何物でもない

12月1日の記事にスマストのキャラ設定を掲載したんですが、
改めて見てみるとひどい文章ですね。
登場キャラクターの紹介文を書いているつもりなんですが、
全然キャラの特徴がつかめ切れてません。

これは記事に書くネタが何も思い浮かばなかった時に急きょ作成したものなので、
ちゃんと文章を推敲していなかったせいでもあるのでしょうが、
最たる原因は私がキャラの設定というのが大の苦手であるからだと思われます。
私が小説の中で動かすキャラ達はほとんどまともに出来上がっておらず、
話の内容を考えている時に一緒に決めていることが多いので、
キャラクターの個別の紹介文とかは全く存在しないのです。

こういう書き方ではいけないと日頃から思いつつも、
いまだにキャラ設定には慣れていないので一度ストーリーを最初からラストまで構築してから、
本編を書くという方法でごまかしています。
ただネットを徘徊していると、
こういうタイプの小説には大概キャラ紹介の項目が設けられているので感心させられます。
やっぱり皆さんちゃんと設定を作ってからストーリーを書いていらっしゃるんですね。

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

SMASH BROTHERS STORY 第6話「蘇りしもの」

 国家の統治形態にも様々なタイプが存在する。
 議会政治、独裁体制、軍国主義、はたまた民主主義…。
 トリュフ大陸西側の海岸区域を包括するカメ族の国・アルケロン帝国は、その中でも典型的な軍事的国家である。
アルケロンは領土の面積こそ小さいが、屈強なカメ族の兵士を擁した大軍隊を保持しており、国王クッパ自ら率いるその軍は、度々他国に対する侵略行為を行ってきた。
特に軍備の縮小を進めているキノコ王国への出兵回数は非常に多く、その際には必ずと言っていい程王女ピーチの誘拐を実行しているが、その度にキノコ王国のマリオ率いる義勇軍によってピーチを奪還されている。
 しかし、クッパは一向にピーチの事を諦めるつもりは無いらしく、しばしばキノコとアルケロンは諍(いさか)いを起こしてきた。
クッパがそれほどまでにピーチに執着する理由は、ピーチと形式だけでも婚姻を結ぶ事によって、キノコの領土を丸ごと手中に収めようとしているからだ、という噂が国民の中でまことしやかに囁かれている。
 更に、一部ではピーチなどという若い女性を一国の主に選ぶからアルケロン軍が攻めてくるのだとして、より強い指導力と影響力を持つ新たなリーダー(すなわちキノコ大臣)を選出する必要があるのではないかという意見も上がっていた。
 その為か、協調外交を信条とし、近隣諸国の大半と和平協定を結ぶキノコ王国は、アルケロンとの間にも調停の使者を何度か派遣してきたが、アルケロン帝国はそれらを頑なに拒み続けている。
トリュフ大陸のあらゆる国家にとって、キノコと和平するという事は、軍備の縮小を意味するからである。
 そして現在、アルケロンによる他国への侵略活動はある時を境にぱたりと止んでしまった。
以来、アルケロンが表立った動きを見せる事は無く、トリュフ大陸には束の間の平穏が訪れていた。
 嵐の前の静けさ――。
 大陸の今の状況を簡潔にかつ的確に示す言葉は、まさしくこれ以外には無かった。

 アルケロン帝王クッパの居城。
 貴族にありがちな過剰な装飾などを一切排除した、無骨ではあるが機能的な構造を持った玉座の間に、主クッパの姿があった。
彼はこの日、城の周辺での人払いを済ませた上で大陸外の国からの使節を迎え入れており、その者が持ち込んできた機密文書に目を通していた。
「………」
「以上が我々ベルンの作戦内容となります」
 艶のある長い紫髪の女性の言葉に、クッパは羊皮紙から目を離し、視線を女性の方へと向けた。
「うむ…、承知した。我がアルケロンも出来得る限りの援助をさせてもらおう」
「お心遣い、感謝致します」
 女性はクッパに深く頭を下げると、すぐに退出の旨を告げた。
「それでは、私はこれにて失礼させていただきます。
侵攻の具体的な日時は後日、御報せに参りますので…」
「分かった。くれぐれも慎重に行動するよう、ゼフィール王にも伝えておくがいい」
「承知致しました。では…」
 ベルン王国からの使者は、そう言うとクッパ城を去っていった。
 後に残されたクッパは、玉座に深くもたれかかると、使者の女性より渡されたベルンの計画書を眺め、一人ごちる。
「フン…。ゼフィールの小僧め、もう侵攻の計画をここまで突き詰めておるとはな…。
準備にもう少し手間取るかと思っていたが」
 ベルン王国があるエレブ大陸には、エトルリア王国という大陸全土にその影響を及ぼす程の大国が存在し、各国に密偵を放つなどして監視の目を光らせている。
ベルンといえどもその圧力から逃れる事は容易ではなく、そう短い期間で軍備を増強出来る筈もない。
 何か、余程強力な後ろ盾でも手に入れたのか…。
 などと、クッパが構想を巡らせていると、玉座の間の中に、城の伝令役であるハックンが慌てた様子で駆け込んで来た。
「失礼します。クッパ様、例の男が謁見を求めておりますが、いかが致しましょう」
 『例の男』という単語に、彼は敏感に反応した。
「あやつがか…。分かった、通せ」
「かしこまりました」
 ハックンが部屋の外へ出ていくと、入れ替わるようにして黒衣をまとった大男が現れ、クッパの前で一礼した。
「…お久しゅうございます、亀王陛下。こうしてまたお目にかかれた事、真に光栄と存じ上げますぞ」
 恭しい態度でクッパに話しかける大男であったが、そこにはアルケロン帝国の王に対する敬意など微塵も払われていないという事は、クッパも、また本人も承知の上であった。
「ここしばらく姿を見せておらんかったが…、何処で何をしていたのだ? ガノンドロフ殿」
 それを聞いた大男の唇に笑みが浮かぶ。
「はっ。デスマ山の周辺にて、我が魔力の質を上げるべく、鍛錬に励んでおりました」
「…吾輩の前でそのような上っ面だけの敬語を用いるな」
 うんざりした様子でクッパがそう言い放つと、ガノンドロフと呼ばれた大男は一瞬目を閉じると、唇の端を僅かに釣り上げる。
「クク…、流石は亀王。その程度の事はお見通しという訳か…」
 本性を垣間見せた彼の口調には、先程までの不自然な恭しさは消え失せていた。
「して、その鍛錬とやらの出来は」
「かなりの段階までこぎつける事が出来た、と申し上げておこう。
修練を通じて、我は魔物の闘争本能を飛躍的に増大させる秘術を身に着けた。
これがあればそなたは自国の軍を運用せずとも、キノコシティを制圧する事なぞ容易く成し遂げられよう」
 ガノンドロフの発言から、クッパはつい最近になって発覚したデスマ山にまつわる謎がいくつか解明出来るように思えた。
 デスマ山周辺の山脈に住む携帯召喚獣達が、ある時期を境にして突如凶暴化した事や、その付近から非常に強い魔力の発生が観測された事などが挙げられるが、恐らくこれらの異変はガノンドロフの修行とやらに起因しているのだろう。
「では、お主もようやく準備を整えたという訳であるな…。ピーチ姫を我が手中に収める為の」
 クッパの放つ眼光が一際鋭さを増した。
「左様でございます」
 ガノンドロフも満足気な笑みを浮かべる。
「ならば、すぐさま用意を始めて貰いたい。明日行われるキノコ城でのピーチ姫の演説…、その時が絶好の機会だからな」
「亀王、その件についてだが、ピーチ姫が演説をされている間は手出しは控えて頂きたい」
 ガノンドロフのその提案は、クッパも全く予想だにしていないものであった。
 どういう事だ? 思わずそんな言葉が口を突いて出てくる。
「一国家元首が民の前に姿を現すという事は、それだけでも警備体制は念入りに敷かれると見て間違いは無い。
こちらと相手側の戦力に大きな差があるとは言え、白昼堂々と事を成すのはやはり困難であると考えられるのではないか?」
 落ち着き払った様子でガノンドロフは答える。
 臣下でもないのに一国の主にもこのように指摘出来るのが、彼が只者では無い事の証明といえるだろう。
 そして、彼の言い放った内容は正論であった。
「フン…。お主の言わんとしている事が分かってきたぞ。つまり向こうが警戒心を強めている間に手出しするのではなく、姫が無事に演説を終えられて、皆が油断している隙に行動しろと言うのだな」
「その通り」
 ガノンドロフが不敵な笑みを浮かべる。
「ならば、明日の夜、計画を実行に移すとしよう。それで構わんな?」
「それが宜しかろう。では、明日の正午に再びこちらに伺いますので、その時に最終確認を」
「分かった。用が済んだのなら去るがいい」
 無言で一礼した後、ガノンドロフは玉座の間を退出しようとクッパに背を向けるが、彼は首を傾けて視線だけをクッパに合わせて、言った。
「亀王よ、その前に一つ質問があるのだが、宜しいか」
「何だ?」
 ガノンドロフが人に物を尋ねるというのは非常に珍しいシチュエーションであるので、クッパも大いに興味をそそられた。
「先程この部屋に入る前に、ある人物の姿を目にした。
…ベルン王国のブルーニャ将軍だ。亀王、そなたはベルンと手を組んで何をしようとしているのだ」
「……」
 どのようにして答えるか、クッパは迷わざるを得なかった。
 勘のいいこの男の事だ。
実際は既に答えについては確証を得ていて、クッパにわざわざカマトトをかけたのは駄目押しで証拠を得る為であるとは容易に想像がつく。
「…お主には知る必要の無い事だ…」
 結局、三流悪役がいかにも口走りそうな台詞を吐く他、方法が思い付かなかった。
 それを聞くと、ガノンドロフは再びクッパに背を向けた。
もしかしたら、今のやり取りで彼は自分の仮説を確信へとクラスチェンジさせたのかも知れない。
「そうか…。…無礼な真似をしたな。これで失礼する」
 その言葉を最後に、ガノンドロフは玉座の間を後にした。
「(亀王め…、案の定ベルンに与していたようだな…。
あれを手に入れた後で我を出し抜く為か、それとも単純に戦に飢えておるだけか…。
何れにしても、確かに我には関係の無い事。所詮は無駄な足掻きよ…)」
 クッパと別れた後、ガノンドロフはそれを見た者全てに恐怖を抱かせるような、邪悪な笑みを浮かべているのであった。

「取り敢えず、魔物共は追っ払えたみてぇだな」
「はい。付近にも反応は感じられません」
 キノコ=ハイラル国境の山脈地帯。
 緑衣の剣士は突然現れたシゲル達を警戒しており、彼らはまず最初に自分達が敵対する存在ではない事を示す必要があった。
その為にシゲルが取った行動は、自分が手に入れた情報を剣士に差し出すという物だった。
「…って訳だから、あんた、もう安心していいぜ」
「ほ、本当に…?」
 剣士は半信半疑で問いかける。
「おう、こいつには生物反応を探知する能力があるからな」
 シゲルは笑みを浮かべつつ、ムウマの頭をぽんぽんと撫でた。
「そう…」
 彼の様子を見て、「恐れる必要はない」と判断した剣士は、ようやく構えていたコキリの剣を鞘に収める。
「…ありがとう。お陰で助かった。
それにしても驚いたわ。こんな所に人がいたなんて思いも寄らなかったから…」
 剣士の言葉に、ヘラクロスが呆れた様子で呟く。
「いや、驚かされたのはこっちの方だよ。こんな岩山へのこのこやって来る人なんて、よっぽどの命知らずだと思ったけど、まさか君みたいな女の子だったなんてね。おまけにそんな軽装で…、下手すりゃどんな危険な目に会ってたか」
「おいおい、そいつはお前の言える台詞じゃねぇぞ…」
 ヘラクロスの指摘を受け、頬を赤らめて俯くその少女の姿を見て、シゲルがすかさず彼女を援護した。
ヘラクロスにしても、亜人型のポケモンであるという点を除けばやっている事は少女と何ら変わりない。
「なっ、何でよー!? 私は毎日鍛えて…!」
 シゲルに反論しようとするヘラクロスを遮って、リザードンが契約主に話しかけた。
「シゲル。一先ず、それぞれ話し合うのはこの山を降りてからにしましょう。
またさっきの魔物が襲ってこないとも限りません」
 彼女の提案に、シゲルも賛同した。
「そうだな、その方がいいかも知れん。…あんたもそれで構わんな?」
「ええ、是非ご一緒させて」
 緑衣の少女剣士はサリアと名乗り、改めてシゲル達に同行する事を申し出た。

「所でサリア。あんた、この山を越えようとしてたって事は、キノコ王国へ向かおうとしてたんだよな?」
 皆して下山道を歩いている時にシゲルが問うたので、サリアは静かに頷く。
「何でまた」
「…人を捜してるの。その人がキノコ王国に向かうって聞いたから、急いで山越えしようと思ってね。船賃も持ってなかったし」
「何でキノコへ行くって判ったの?」
 ヘラクロスが彼女の方を振り向いた。
 サリアが探している人物というのは元々彼女と同じ村に住む幼馴染であったのだが、七年前のある日、その者は村を出(い)で、ハイラル王宮騎士団の見習いとして入団したという話を耳にした。
 彼女の出自であるコキリ族というのは非常に閉鎖的な社会を営んでおり、自分達の村がある森を出る事は殆ど無いという。
そんな中で、サリアは剣の修行をし、様々な書物を通じて外界の知識を蓄え、先月、遂に故郷を出る事に成功した。
後に何とかハイラル城の城下町に到着するが、現地の者の話によれば尋ね人は王女ゼルダを警護する近衛騎士の一員として、既に国を後にしたというので、彼女も慌ててその後を追い、国境間の山脈を移動している途中に、シゲル達に遭遇したのである。
 サリアから聞いた話を整理すると、大よそこんな内容であった。
「へぇ…。随分苦労してんだな。まだ若いのに」
「ま、まぁね…」
 シゲルが感心したように言ったのを、サリアは何処か複雑な表情を浮かべて返事した。
「だったら、俺達を一緒に連れて行く気はねぇか?
あんたのその、尋ね人とやらに無事会えるまでは付き合ってやれるぜ」
「え?」
 いきなりの提案に、驚いてシゲルの方を見つめるサリア。
会ったばかりなので詳しくは知らないが、彼らもあんな山中にいた以上何らかの重大な任務を帯びていると考えられる。
「そりゃ、一緒に来てくれれば心強いけど、本当にいいの?」
 シゲルの都合を案じるサリアに、彼は気障な笑みを浮かべて答える。
「俺のは別に急ぎの用じゃねぇしな。
それに、女の子を一人置き去りにするってぇのも男の流儀に反するだろ?」
「男の流儀っていうか、単に軟派なだけじゃん!」
「うるせっ。お前らも異論は無いな」
 ヘラクロスのツッコミをものともせず、シゲルは手持ちポケモン達を見渡した。
「シゲルがそれを望むというなら、私に異存はありません」
 もっとも、シゲルに絶対的な忠誠を誓うリザードンには聞くまでも無いし、ヘラクロスの返事も大方予想は付く。
「私も賛成。旅は大人数の方が面白いしね」
 やはり想定通りの答えであった。
「ムウマ、お前はどうだ」
 シゲルが手持ちの最後の一人に問いかけるが、直に彼女の様子がどこかおかしい事に気付かされた。
元々小柄な体を更に縮こまらせて、悪寒を感じているように小刻みに震えている。
そして、シゲルと眼が合った瞬間、彼女は震える唇を開いた。
「…だ、駄目です……っ!」

「…それにしても、知らぬ間にこの国も物騒になったな。
俺の聞いた話では、キノコ王国じゃさっきの山賊共のような奴らは、うろついていないと言われていたが」
 スーパーキノコを完食してから、リンクが残念そうに呟いた。
彼は、買い物を終えて城に戻るというキノピコと別れた後、ルイージからキノコ王国の現状を聞き出してみた。
だがその内容たるや、今まで自分が抱いていたイメージとは大分異なっていたので、驚きを隠せずにいるのだった。
 何しろ、市場に山賊達が出現した今回の事件の数日前に、キノコシティではトゲゾー団による強盗事件が発生している程、治安が悪くなっているのだ。
「…そう言われるとキノコの民として、何だか申し訳ない気持ちになるよ」
 ルイージは脱帽して、頭を掻きながら言った。
「これ以上キノコ王国のイメージが悪くならないように、僕ら国民も強くならなくちゃね」
「あんた、自警団か何かに入ってるのか?」
 瓶入りのロンロン牛乳を飲み干した後、リンクが訊いた。
 その質問にルイージは少し考えるような仕草をしてから答える。
「うん…。そういう訳じゃないんだけど、実際にはそれに近いかな…。
兄がよくそんな事をやってて、僕も付き合わされたりしてるんでね」
「へぇ…。それは変わった兄貴だな…」
 正直なリンクの感想にルイージも「やっぱりそう思うか」と苦笑すると、それに釣られてリンクの顔にも笑みが浮かぶ。
 異国の民とのおしゃべりは聞かされる内容全てが新鮮で、中々楽しい物でもあったが、ふと広場にある時計に目を遣ると、時刻は既に正午に近付いている。
いつまでもこの場に留まってはいられない事を悟ったリンクは、ルイージに別れを言って、ハイラルの騎士団が滞在するピーチ城へと戻っていった。

「…そ、それ以上進んではいけません…!」
「何!」
 ムウマの言葉に、サリアを除く全員に緊張が走る。彼女は何かの存在を感じ取っているのだ。
「ここの付近一帯に…、何かの反応があります…!」
 ムウマが発した『反応』という言葉から、サリアは先程のシゲルの話を思い出していた。彼女には、『生体反応を探知する能力がある』と。
「…って、どうせさっきの下級魔物のやつでしょ? そんなに気にする事無いよ」
 ヘラクロスの楽観的な指摘を、ムウマは頭(かぶり)を振って遮る。
「…いえ、前の物とは明らかに異質な気配がします…。
…それと、反応源の数が急激に増加しています…!」
「それは、腑に落ちないわね」
 そう言って、リザードンは唇を噛みしめた。
 これがもし通常の魔物の場合なら、反応の度合は緩やかに上昇していくのが常であるからだ。
 無論、例外は存在する。
瞬間移動やテレポートの能力を持つ上級魔物や、一部の下級魔物がそれに当てはまるのだが、そうしたタイプの魔物は基本的には敵に発見された時に、逃亡する際に使用するだけで、わざわざ敵の近くに移動してくる者などは皆無なのである。
だが、現在まさにそうした事態が起こってしまっているのだ。
「……あっ……!!」
 ムウマが傍にいる者にしか聞き取れない程の小さな悲鳴を上げるので、一同は何事かと思い辺りを見渡してみるが、その理由はすぐに彼らにも理解出来た。
「なっ、何だ、こいつらは…?」
 焦燥感のあまり冷や汗を浮かべながらシゲルが一言漏らした。
 いつの間にか、彼らの周囲は球形の体に手足を持ち、ゴーグル付きのマスクを被っているという、およそ人間とはかけ離れたスタイルをした謎の生物によって取り囲まれていた。
しかも全員、黒く細長い筒状の物体を携えている。
「あれは…、鉄砲!?」
 サリアが口に手を当てて叫んだ。
銃についての知識は、恐らく本で読んで手に入れたのだろう。
「馬鹿な! こんな近くでこれ程の数がうろちょろしてたら、俺達にだって気配が掴める筈だろ!?」
「…それは無理だと思います…。この人達、さっきまで反応が全然しなかった位置から突然出現していますから…」
「何だと…。それじゃ、こいつらは虚空からいきなり出てきやがったってのか…!?」
 信じられないといった様子でシゲルが吐き捨てた。
「げへへっ! 中々核心を突いた推測だな!」
 下品で野太い声が聞こえてきたかと思うと、シゲル達を取り囲む謎の軍勢を押し退けるようにして、彼ら以上の巨体を持つ男が姿を現した。
外見は軍団のそれと酷似しているが、他の者はコスチュームが赤いのに対して、黒い服を着ている事から、この軍団の指揮官的存在なのだろうと考えられる。
「さっきの台詞…、どういう意味だ?」
 シゲルの質問を、男は鼻で笑い飛ばした。
「地の底より蘇りし我らに歯向かう気か。…自分の立場が分かっているのか」
 男が軽く右手を振ると、謎の軍勢は一斉に銃をシゲル達に向けた。
「大人しく投降するんだな。そうすりゃ、命だけは保証してやる」
 あからさまに信用ならない言葉であったが、かと言って、彼らだけでこの軍勢を相手にするのは流石に無理がある。
「ちっ…、分かったよ!」
 苛立ちを押さえながら叫ぶと、シゲルは腰に下げたモンスターボールを取り出し、手持ちのポケモン達をその中に戻した。
「げへっ! 賢明な判断だったな。こいつらを連れて行け!」
 黒服の男は、そう言って再び右手を上げると、軍団員達も武装を解除し、シゲルとサリアを拘束し始めた。
 どうやら、抵抗しなければ自分達のアジトへ連れ去るつもりだったらしい。
「シゲル…」
「…へっ、大丈夫だ。俺はまだ諦めた訳じゃねぇ。奴らの隙を見つけて、必ず逃げおおせるぞ。あんたが捜してる人に会う為にな」
 心配そうに寄り添うサリアを元気付けるかのように、シゲルは努めてポジティブに振る舞った。
「…うん」
 そんな彼の様子を見て、サリアもまた生き延びる決意を固めていた。

「喜べ、ルイージ! ピーチ城から直々に仕事の依頼が来たぞ!」
 その日の夜、PIPE HOUSEに帰宅したマリオが弟に向けて放った第一声である。
「へぇ、裏庭の噴水でも修理するの?」
 夕食の準備中だったルイージは、台所から顔を覗かせながら言った。
「んな訳ねぇだろ。明日はピーチ姫が演説をなさる予定だから、その間ボディガードをするんだよ」
「それ、僕もやるの?」
 どうやら料理が完成したらしく、ルイージがスープパスタの入った二人分の皿を持って、台所から現れた。
「勿論だ」
 マリオは大きく二、三度頷いた。彼によると、二人でピーチの護衛の仕事を完遂出来れば、一ヶ月分程度の稼ぎになるという。
「ほんとに? もしそうなったら凄いけど…」
「何だよ、何か引っかかる事でもあるのか」
 マリオがスープパスタをかき込みながら尋ねてきたので、ルイージは最近になって軍事活動が全くの音沙汰無しとなっているアルケロン帝国の事を話した。
 ピーチが公の前に姿を見せるこの機会を、果たしてクッパは逃すだろうか。
「それに、今ピーチ城にはハイラル聖王国のゼルダ姫様が訪問されてるでしょ? 皇帝がピーチ姫とゼルダ姫をお二人共さらっていったりしたら、どんな騒ぎになるか…」
 ルイージがげんなりした様子で予想し得る最悪の事態を考え始めたが、マリオは寸での所でそれを遮った。
「…まだ起こってもいない事を一々不安がっても仕方ねぇだろ?
もし本当にアルケロン軍が攻めてきたとしたら、俺達が追っ払えば済む話さ」
 そして、マリオは実際にそうやってアルケロン帝国と戦ってきたのだ。
「…確かに、その通りだね…」
 兄のいかにもラテン的な態度に半分元気付けられ、半分呆れさせられたルイージは、窓の外の景色から見えるピーチ城を眺めていた。

 翌朝、マリオブラザーズは既にピーチ城内の一室で待機しており、ピーチの執事の一人であるキノピオから、その日に行われる演説の概要を聞かされていた。
 キノピオによると、ピーチは昨晩ゼルダと二国間の和平協定を結ぶ事に成功し、ハイラルとも正式に国交が開始されるようになったのだという。
しかも、今回の調停はそれ以前のようなキノコ大臣による根回しなどは一切無く、ピーチが自らの力で他国の元首との交渉にあたった初めてのケースなのである。
 勿論、それは今回の物が同じ性別・年齢に当たる人物が相手だったからこそ上手くいったのは言うまでもないが、その点を差し引いても、国民にとってはピーチが国の指導者として一歩成長した事を示す、喜ばしいニュースである事に変わりは無く、マリオブラザーズにとってもそれは同様であった。
「このまま行けば、ピーチ姫様が女王に即位なさる日も、そう遠くないかもしれませんねぇ」
 声の主は、マリオブラザーズでもなければキノピオでも無い、第三者の物だった。
「あれ、ヨッシーじゃねぇか」
 ブーツを履いた緑色の恐竜族の姿を見て、マリオが驚く。
彼が依頼主であるキノコ大臣から話を伺っていた時に、ヨッシーの名前は出て来なかったからだ。
「ヨッシーもピーチ姫の護衛を引き受けたの?」
「ええ、マリオさん達もいらっしゃると聞いたので」
 どうやら、ヨッシーは彼らより後に依頼を持ち込まれたらしい。
「では、ヨッシーさんもこちらへ。所定位置についてお話ししておきます」
「はいはい」
 キノピオに促され、一足遅く到着したヨッシーは個別に自分の待機場所に関するレクチャーを受ける事になった。
 今回の依頼内容は重要人物の警護が主な任務となるが、その他にも演説の間、人々の注目が一斉にピーチ一人に集まる隙を狙って場内に侵入しようとする盗人なども阻止しなければならない。
その為には、自分がどのエリアを担当するのかを十分に把握している必要があるので、ヨッシーもキノピオも念入りに城の見取図をみながら、打ち合わせを進めていた。
「兄さん、仕事に入る前に一応、キノコ大臣にご挨拶しておいた方がいいかな」
「確かにそうだが、俺達だけじゃ大臣には謁見出来ねぇからな…。キノピオ、頼めるか?」
 マリオがキノピオの方を向いて言った。
「分かりました。ヨッシーさんへの説明が終わり次第、皆さんを案内します」

 その数分後には、マリオ達はキノピオに連れられて大臣の控える部屋の前へやってきていた。
まずはキノピオが部屋の戸をノックする。
「…大臣、お忙しい所申し訳ありません。
マリオさん、ルイージさん、ヨッシーさんがいらっしゃいました」
「分かった。入ってきてもらえ」
 聞こえてきたのはキノコ大臣の声であった。
「失礼致します」
 キノピオを先頭として、四人は大臣の部屋へと入室した。
 大臣のデスクの上にはおびただしい数の書類や書簡が積み上げられている。
恐らくその殆どはハイラル聖王国との外交政策について記されているのだろう。
「おぉ、お三方。この度のご協力、真に感謝致しますぞ」
「いえ、こちらこそ。いつもお世話になっております」
 三人を代表して、ルイージが言った。
「いやいや、我々の方こそお礼申し上げたい所です。今日(こんにち)となっては、いつ襲い来るやも知れぬアルケロンの軍勢に対抗出来るのはそなた達だけですからな」
 キノコ王国は現在、軍事力の保持を放棄しているので、仮にアルケロン軍が攻めてきたとしても、実質的には対処する事が出来ないのだ。
それが可能なのは、マリオのような義勇兵や、外地から雇われた傭兵などであった。
特にマリオ達は、城や重要人物の警護といった任務を、王室からの正式な物として何度も請け負っている。
「お任せ下さい。カメ族の奴らなんぞに、姫様へ手出しはさせません」
「僕らも出来るだけの事はさせていただきます」
「はは。それは頼もしき限りですな」
 マリオとヨッシーの発言に、キノコ大臣は声を出して笑みを浮かべた。
その後、彼らが数分の間、大臣と近況を語り合っていると、再びドアを敲(たた)く音が聞こえてくる。
「大臣、入っても宜しいかしら?」
 今度は若い女性の声だ。
「おや、これはピーチ様。どうぞお入り下され」
「ありがとう」
 そう言うと、二人の女性が室内へと入って来た。
 うち一人は、桃色のドレスと、たっぷりした金髪が特徴的なキノコ王国の姫・ピーチである。
「姫様、いかがなされましたかな」
「マリオ達に会いに来たのよ。私達の護衛をしてくれるって聞いたから、演説の前に一度会っておきたくなって」
「いやはや、これは申し訳ありませんねぇ。本来なら我々の方から出向くべき所を、姫様に煩わせてしまうとは…」
 国家元首を目の前にしたマリオ達が慌てて彼女の前にひざまずく中で、ヨッシーが詫びを入れた。
「気を遣わないで。どのみち彼女を紹介しに行くつもりだったから」
 ピーチは傍らにいる女性を見やった。
その女性は白を基調としたドレスをまとい、頭にはティアラを冠した、ピーチと同年代か少し勝ると思われる人物なのだが、彼女の正体が何なのか、マリオ達にも大方の予想が付く。
「こちらはハイラル聖王国のゼルダ王女よ」
 ピーチの紹介を受けて、その女性はマリオ達に向かって会釈した。
「初めまして、ゼルダと申します」
「い、いえ、こちらこそ、お初にお目にかかります」
 一国の支配者という肩書きからは想像も付かない程の腰の低さに、マリオも委縮する。
 彼らはごく簡単な自己紹介を終えた後、互いの国の内情について話し合っていたのだが、ピーチがマリオの事を、「傭兵としても腕が立つ配管工」と紹介していたとあって、自然と話題はキノコ・ハイラル両国での名うての傭兵に関する物へと移っていった。
「そう言えば、ハイラルの王宮騎士団には凄腕の剣使いがいるって聞いたことがあるな…。
なんでも、伝説の勇者の血を引く人物だとか…」
 ルイージがそう呟くと、ゼルダが彼の方を振り向いた。
「勇者と関係があるかは分かりませんが、剣術に優れた者なら確かにおりますわ」
「あら、その人ってもしかしてさっき中庭にいた人の事?」
 反応を返したのはピーチであった。
彼女もまた、城の中庭で一人剣の修行に励むリンクの姿を目にしていたのだ。
「ええ。そうだと思います」
「……」
 二人の姫君が会話を弾ませている頃、マリオは独り黙って思案していた。
と言うのも、剣術に秀で、修行をよく行っていたハイラル出身の者というキーワードに、何処か引っかかるものを感じていたからだ。
「おや、マリオさん、どうかなさいましたか?」
「ん? ああ、ちょっとな…」
 そんなマリオを見かねて、ヨッシーが尋ねるも、彼からは芳しい返事は得られなかった。
 城の伝令役が、演説の準備が整ったのを伝えに来たのがこのすぐ後だったというのは、タイミング的には最善だったのかも知れない。

『我が国とハイラル聖王国とは、この度、ようやく正式な国交を結ぶ事に成功いたしました。思い起こせば、この両国の関係は建国以来、良好と言える物ではなく………』
 マリオとルイージが待機している位置から少し離れた場所にいる筈のピーチの声は、二人の耳にはっきりと聞こえてくる。
 キノピオから事前に聞いた話によると、この辺り一帯にはピーチの声が聴衆によく聞こえるようにと風属性の魔道による結界を施しているのだという。
「兄さん、そっちの様子はどう?」
 ルイージはマリオの所へ近付いて質問してみたが、返って来たのは、
「おい、今いい所なんだから、静かにしてろ」
 といった物であった。
彼の視線は先程からピーチに釘付けの状態となっており、この様では自分の成すべき事を分かっているのかどうかも非常に怪しい。
「…まったく」
 ルイージは溜息をつきながら担当場所へと戻った。
この後も彼らは城の監視とピーチの警護を続けていたが、恐れていたアルケロン軍による襲撃は、遂に起こる事もなく、キノコ王国の全国民に向けた演説はつつがなく進行したのであった。
「いやぁ、姫様の演説凄かったねぇ。これからのキノコが、他国とどうやって今の政策を貫くのか説くくだりなんか、聞き応えあったよね」
 演説に使用された舞台を片付けている途中、ルイージは傍らにいるマリオを振り返った。
「へぇ、姫様はそんな事おっしゃってたのか」
「えっ!?」
 あっけらかんとした表情で妙な事を言い出す兄を前に、彼は一瞬硬直してしまう。
「兄さん…。だったら何の為に、さっき姫様をずっと見つめてたの?」
「いや、姫様のお姿を拝見するのに夢中で、何ておっしゃってたのかはほとんど覚えてねぇんだ」
「あ、そう…」
 半ば呆れた様子で作業に戻ろうとするルイージであったが、その途中、彼は思いもよらぬ光景に出くわした。
「おい! 一体どうしたっていうんだ!?」
 声の主はヨッシーであった。ピーチの演説を聴く為に城の前の庭園へとやってきた同族達に向かって、しきりに大声で呼びかけている。
「どうかしたのか?」
 マリオブラザーズは作業を中断してヨッシーの元へ駆け寄った。
「あ、マリオさん、ルイージさん。実は彼らの様子がおかしいんですよ。
お二人からも何か言っていただけませんか」
「んー…」
 ヨッシーに言われ、マリオ達はその場から微動だにしない色とりどりのスーパードラゴンの群れに視線を向けた。
見ると、彼らは全員虚ろな目をしていて、まるで生気が感じられない。
「………」
「な、何だか不気味だなぁ…」
 ヨッシーに呼び掛けられても一言も発しないその様に、ルイージも恐怖を覚える。
「…ったく。こんくれぇの事で一々大袈裟な奴だな…。おいお前ら、具合でも悪いのか?」
 そう言って、マリオが比較的近い位置にいる青ヨッシーの肩に手をかけようとした、次の瞬間。
「ガァァァァァァァァッ!!」
 そのヨッシーが野獣のような咆哮を上げてマリオに襲いかかってきた。
「何!?」
 全く予想だにしなかった展開に驚かされつつも、マリオは咄嗟にガードの構えを繰り出し、何とか青ヨッシーの攻撃を凌ぎ切る。
「おい、何しやがる!」
「キシャーッッ!」
 マリオの抗議も虚しく、暴徒と化したヨッシー達が次々と彼に攻撃を仕掛けてきた。
「うわっ!」
「に、兄さん!」
 慌てて兄の元へ駆けつけようとするルイージであったが、彼にもまた、凶暴化したヨッシー達が背後からとびかかって来る。
「ふぅ~んっ!」
 ルイージのピンチを救ったのは、彼らと共にピーチの護衛についていた緑ヨッシーであった。
尻尾を鞭のように振り回す事で、凶暴化ヨッシー達を退けたのだ。
「あ…、ありがとうヨッシー。助かったよ」
 ルイージがこの緑色のヨッシーのみが正気を保っている事に気付いたのは、彼に一言お礼を述べた後だった。
「所で、君は大丈夫なのかい?」
「ええ。僕は至って正常ですよ。それよりマリオさんは…」
 彼らが揃ってマリオのいる方向を見遣る時には、マリオが既に数匹の凶暴化ヨッシーにパンチを浴びせ、地に沈めている光景が繰り広げられていた。
「に、兄さん…、一応相手が相手なんだから少しは手加減しないと…」
「何言ってやがる」
 マリオは服に付いた汚れを手で払い落しながら呟いた。
「こいつら集団で襲ってくるんだぜ? 手を抜こうもんならこっちがやられる」
「そりゃそうだろうけど…」
 ルイージは溜息をつきながら思う。
 いくら一対多数の状況だとはいえ、すぐ傍にヨッシーがいる中で彼の仲間を全力で殴り飛ばすというのはやはり思慮に欠けた行為ではなかろうかと。
 だが、幸いな事に、当のヨッシーは至って冷静であった。
「あっ、お二人共、奴らが城下町の方へ逃げて行きますよ!」
「くそっ、逃げる気か!?」
「いえ、恐らく食料を漁(あさ)りに行ったんでしょう。例え正気を失ったとしても、我々スーパードラゴンに連綿と受け継がれてきた習慣はそう簡単には消え去りませんよ」
「よし、だったら俺とヨッシーで街の連中を避難させる。ルイージ、お前は避難経路を確保するんだ」
 得意げに語るヨッシーを尻目に、マリオは弟に指示を出すと、ヨッシーの背中に跨って城下町へと下っていく凶暴化ヨッシー達を追いかけて行った。

「わ、何だ…、これは…」
 ルイージはじきに城下町からやって来るであろう住人達を待機させるのには、ピーチ城前の庭園辺りが最も安全であろうと考えていた。
 だが、いざ下見に行ってみると、そこでもやはり凶暴化したヨッシー達が餌を求めて暴れ回っており、ハイラルの兵士がそれらを相手に戦っているという状況だった。
この有様ではとても住人の安全は確保出来ないと思われる。
「諦めて別の場所を探すべきかな…」
 そう考えて一旦この場を去ろうとするルイージを、何者かが呼び止めた。
彼が声のした方を振り返ると、そこには緑の服を着て、剣と盾で武装した勇者の姿があった。
「リンク!」
「ルイージ、無事だったか。ここは危険だから、あんたも早く城の地下へ退避してくれ」
 リンクの話によると、つい先程城下町とは正反対の方向にあるピーチ城の方角も凶暴化ヨッシー達の襲撃を受けており、現在ハイラル近衛騎士団が何とか城内への侵入を食い止めている所らしい。
また、城内にいた者達はピーチの先導のもと、城の地下にあるシェルターに避難済みであるという。
「(そうか、ここに来たヨッシー達は城の食糧庫を狙ってきたって訳か……)」
 説明を受けたルイージはヨッシーの言葉を手掛かりにして、そう結論付けた。
「いや、僕は城下町の方へ向かうよ。あの恐竜達はそっち側へも大勢なだれ込んで行ったんだ」
「何。本当か!?」
 リンクの表情が強張る。
「あ、でも心配無いよ。そっちへはもう兄が向かってるから。
僕は城下町の人達をこっちへ案内してくる」
「…分かった。俺もここでの戦闘が片付いたら、すぐに街の方へ向かえるよう、騎士団長に指示を仰いでみる。…マリオにもその旨を伝えて置いてくれ」
「うん。…それじゃ、後は頼むよ」
 それだけ言うと、ルイージは百八十度方向転換して元来た道を走り去っていった。
 ――焦りがそうさせたのか。
彼は先日知り合ったばかりの男が、いまだ教えた筈の無い兄の名前を知っていた事に最後まで気付く事は無かったのだった。

 その頃、キノコシティの城下町では、その強靭なる胃袋を満たす為にパン屋や青果店などを襲撃する凶暴化ヨッシー達を相手に、マリオはファイアボール、ヨッシーは炎のブレスで応戦していた。
 個々の戦力で言えば明らかにマリオ達の方が勝るが、さしもの彼らも多勢に無勢という戦況の中ではやはり苦戦を強いられてしまう。
しかも、今回は街中で戦っているので、あまり派手な攻撃を繰り出せば周囲にどのような被害が及ぶか分からない為に、手加減しながら戦わねばならないという、大変厳しいハンデを背負わされているのだ。
「畜生、きりがねぇな…」
 カラフルな体表を持つ恐竜達に囲まれたまま、マリオが悪態をついた。
「しかしマリオさん、向こうもかなり数が少なくなっていますよ、あと少し粘れば勝てそうです!」
 マリオを元気付けようとする意図か、ヨッシーは努めて明るい声をかける。
「…へっ、だと良いんだがな」
 右手にファイアボールのエネルギーを集中させて、マリオは敵陣に突入しようと一歩踏み込む。
 だが、次の瞬間、自体は思わぬ方向へと転び始める。
「ヨッシィィィィィィィィィィィィィ!!」
 天空目掛け、まさしく竜の如く凶暴化ヨッシー達が咆哮すると、彼らの背中には光り輝く翼が生え始める。
 竜の翼と言えば、それこそリザードンの背中にある、コウモリのそれに似た形をした物がよく知られているが、ヨッシーに生えているのは、あたかも鳥類を連想させる白く大きな翼であった。
 更に太古の伝承にある『竜』に近い姿となった凶暴化ヨッシー達は、それを使い空中へ舞い上がると、地上目掛けて炎のブレスを放つ。
最早『人畜無害で温厚な生き物』というイメージを完全に打ち破り、好き勝手に暴れ回るスーパードラゴンの様を、後に残されたマリオとヨッシーが成す術もなく眺めていると、何処からか驚きと恐れに満ちた何者かの震えた声が空しく響き渡った。
「り、竜だ……! 伝説の竜が……、蘇ったんだ!!」

<第6話 用語集>
・ベルン王国(元ネタ:『ファイアーエムブレム 封印の剣』)
エレブ大陸の東に位置する軍事大国。質実剛健な気風をよしとする。統治者はゼフィール。

・エレブ大陸(元ネタ:『ファイアーエムブレム 封印の剣』)
リキア同盟、ベルン王国、エトルリア王国などが存在する大陸。かつての『人竜戦役』の舞台であると伝えられる。

・エトルリア王国(元ネタ:『ファイアーエムブレム 封印の剣』)
エレブ大陸の西に位置する文化大国。典型的な貴族社会が構成されている。統治者はモルドレッド。

・ハックン(元ネタ:『スーパーマリオUSA』)
黒子のような装束を身にまとった、夢の世界の小悪魔。元々は『夢工場ドキドキパニック』に登場した。

・コキリ族(元ネタ:『ゼルダの伝説 時のオカリナ』)
コキリの森の奥深くに住まう、森の民。肉体の成長が極端に遅く、コキリの村には子どもの姿しか見られない。

色々と無駄遣い

200812031754000.jpg

ダークライ獲ったどー。

別に自慢とかそういうつもりは毛頭ありません。
そうではなくて、画像を表示して記事を書く練習として掲載しています。
これは携帯のカメラで撮ったものですが、下のスペースが無駄に空いてますね。
被写体はあくまでもダークライなんですが。

それにしても、
「じぶんを まもるために まわりの
ひとや ポケモンに あくむをみせるが
ダークライに わるぎは ないのだ。」
と図鑑テキストにありますが、本当にダークライに悪意は無いんでしょうか。
単に自己防衛したいだけだったら一瞬だけ相手に幻覚でも見せて、
その隙に逃げればいいはずなのに、ミオシティの少年は長い時間悪夢にうなされています。
これはいくらなんでもやりすぎでは…。

テーマ : ポケットモンスター プラチナ
ジャンル : ゲーム

D.Cray‐man(最初のDは「ダー」と発音します)

今月から『ポケモン プラチナ』でのメンバーズカード配信が開始されました。

私も昨日のうちに受け取りを済ませていて、
後はダークライを捕まえるだけなんですが、
肝心のダークライがなかなかボールに入ってくれません。
ハイパーボールを十数個投げつけても捕獲できないとは、
ダークライも大した根性の持ち主です。
それと執拗に「さいみんじゅつ」をかけてくるので、
ねむり状態を治す「カゴのみ」の消費量が地味にかさみます。

そんなこう着状態が続いていて、ついうっかりしてダークライを倒してしまった時があったんですが、
戦闘終了後にどこからか聞こえてくるメッセージが妙に恐ろしかったです。
あれは何者だったんでしょうかね。
もしかしてクレセリアかな?

ただ、野生のダークライは一回倒してしまってもしんげつじまを訪れれば再び出現してくれます。
まだ捕まえていないのでわかりませんが、捕獲してしまったら出現しなくなるんでしょうか。

テーマ : ポケットモンスター プラチナ
ジャンル : ゲーム

プロフィール

ロータス

Author:ロータス
こちらは任天堂さんを始めとする各企業様とは一切関係ありません。

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